あえて窓を無くす選択(株式会社OKUTA Archives 田中 啓太@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2018/08/27

先日完工したお家で、

もしかすると一部の方はもったいないと思うかもしれませんが、

斬新な選択をされたお客様がおりましたのでご紹介させていただきます。

 

 

工事前の写真になりますが、

戸建のお家ですとこのように必ず窓が付いていると思います。

風が入ってきたり自然の光が入ってきて気持ちが良いですよね。

 

しかしながらある季節が来ると皆様を苦しめるようになってきます。

それは「冬」です。

 

ちょっと固いお話になってしまいますが、

皆様は良くお風呂の床が冷たいとおっしゃる方がほとんどですが、

実は床からの冷気は全体の１０％もないんです。

 

ではどこかというと、

そう、窓からなんです。

 

実はこの窓は断熱仕様にしていただいたり、

インナーサッシなど、窓に何かしらをしない限りは暖かい温度はどんどん失われ、

寒い空間があっという間に完成してしまいます。

 

実はこちらのお客様も長年その悩みと戦っており、

窓自体がルーバー窓だった為、閉めた状態でも少し隙間が空いており、

冬の寒さに困っておりました。

 

そこでこちらのお客様がお選びなられたのが、

「窓を塞ぐ」という選択でした。

一件この選択は勿体ないと思われる方も多いと思いますが、

メリットも御座います。

 

まずは浴室自体に冷気の入る場所を無くしてしまい、冬場も以前よりも格段に快適にご使用いただけるということ、

そして窓加工分の部材代をカットし、リフォームコストを抑えられるといったメリットも御座います。

 

寒さやコスト面でお困りの方等おりましたら、

このような選択肢があることも知っていただければ幸いで御座います。

それでは