LOHAS studio
森内須弓@OKUTA
2022/01/15
こんにちは。森内です。
少しさぼっていた、読書のワンポイント感想文。
読んでいなくはないですが、ちょっと色々と「これで良いのだろうか」と思っている中で出会った本です。
これも確か誰かがおススメしていたので購入したのだろうなと思います。
「理科系の」とタイトルには書いていますが、基本的にはアウトプットや知識習得を目的とした読書ノウハウ本。
いわゆるビジネス書籍ですね。
ただところどころ読書や知識習得そのものに対する独自の考え方がみえておもしろい。
・最初から最後まで通して読まなければならないということはない。
・沢山の本を読む必要はない。
・難しい、合わないと思ったら、さっさと読むのをやめる。
・情報を3つ得たら、その本はもう読まなくてよい。
・ガイドブックなどで内容を先につかんでもOK。
タイトルに惹かれ、ドンドン本を購入してしまい「ツンドク」だらけになっている私には本当に嬉しい言葉の数々。
この本を選んで読んでよかったー-と思いました(笑
著者のおススメの方法として
「いつでも本を読めるように、読みかけの本を常に手元に置く。(複数配置はなお良し)
毎日、最低15分は本を読む時間を作り、読書を習慣にする。」
このやり方で「理系脳」の方なら、すっと頭に入ってくるのでしょうね。
でも、私は結構これが苦手で。
仕方なくこの形になっていますが、やっぱり最初から最後まで読んでしまういわゆる「非効率な読書」となってします。
細切れ時間で読むと、なんとなく記憶に残る部分が薄いなと感じてしまったり。
もしかして、私は文系脳なのかしら?と思いながら結局この本も最後まで読み進めてました。
まぁでも、今回は読書のハードルを下げて、とにかくまず読書習慣を作ろう!というのが、本を読むのが苦手という人に向けて著者が言いたいことなのかな、と。
全体を通して、アウトプット(特に研究)や、何かを成すために読書をするのであって、知識習得そのものを目的化しないようにというメッセージが強いと思いました。
それが極論すると、本の著者の主張のすべてを受け取る(本を読み切る)必要はなく、自分の目的を達するのに必要な知識を探してピックアップしましょう、ということかと思います。
少なくとも、私は読書へのハードル(途中で興味が移る事の罪悪感)が少なくなったので良かったです。
「読書はしようと思うけど、なかなか時間がなくて読み切れなくて・・・」
と思われている方、おススメです!
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