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櫻井貴史@OKUTA

Changes

2023/10/01

 

ヒップホップ界の「レジェンド中のレジェンド」

 

ヒップホップ界の「カリスマ中のカリスマ」

 

90年代、東海岸と西海岸のラッパー同士の抗争に巻き込まれた犠牲者

 

「2PAC」

 

あの悲劇的な事件から27年の時が経とうとしている時期に、

1996年の未解決事件が解決したというショッキングなニュースが入ってきました。

 

90年代当時の2Pacが書く詩(リリック)は、

他のラッパーとは違い、特別な感性の鋭さ・・・強いメッセージ性を感じます。

 

それらは彼の生まれ持った感性でもありますが、

彼の育った環境に加えて、その環境の中で培った知性によるものでもあります。

 

彼が書き上げた曲のテーマとなったのは、

アフリカ系アメリカ人の「貧困」に対してや、

アフリカ系アメリカ人を「差別」し暴行を加える警官不正への訴え、

そして、黒人同胞、特に女性を励ますものなどが挙げられます。

 

そして、2pacの最大の魅力は何より、

その「絶大なカリスマ性」と「唯一無二の存在」だと思います。

 

 

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2PACと同じ世代で同じカリスマ性を持ったラッパーと言えば、

「ノトーリアス・B.I.G.」(通称:ビギー)

 

彼も、東海岸と西海岸のラッパー同士の抗争の中、

2PACと同様、凶弾に倒れた最大の被害者でもあります。

 

 

東海岸で神格化された「ノトーリアス・B.I.G.」(享年24歳)

 

西海岸で神格化された「2PAC」(享年25歳)

 

 

東海岸と西海岸のヒップホップ業界を巻き込むラッパー同士の大きな抗争は、

結果、2人のカリスマを失う悲劇を迎えてしまいました。

 

90年代、黒人ヘイトに対してヒップホップを武器に戦った偉大なラッパー。

 

2PACの代表曲『Changes』に、こんなメッセージが読まれています。

「俺たちは、まだ黒人の大統領を見るための用意ができていない」

未だに続く黒人やアジア人へのヘイトを見て、草場の陰で彼は何を想うか・・・

 

 

 



西海岸を代表とするカリスマ・ラッパー

彼のアイコンは何と言っても「バンダナ巻き」

当時のラッパーは、この2PACの「バンダナ巻き」ばかりでしたね。

彼のラップの発音も、そのメッセージを伝えようとする力強さを感じます。



その名の通り、身長190㎝、体重136kgの巨漢がアイコン

東海岸を代表するカリスマ・ラッパー

「ノトーリアス」とは『悪名高い』という意味

「B.I.G.」とは『Bussiness Instead of Games(遊びじゃないぜ)』という意味合い

 

 

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