LOHAS studio
平山 伸太郎@OKUTA
2019/09/21
こんにちは、平山です。
暑い夏も終わり、朝夕は少し肌寒く感じる時間帯もあり、秋めいてき始めたなと感じるこの頃。
気持ちの良い、個人的に好きな季節到来です!!
さて、お住まいをお探しの方の条件面で「耐震」というキーワードが、特に東日本大震災以降、よく出てきます。建築する側も「地震に強い家」をコンセプトに建築技術を高めています。
その工法で「耐震」「制震」「免震」といった技術は一般に広く知られるようになりました。
とはいえ、それぞれの工法の違いについて理解している人はまだまだ少ないのではないでしょうか?
そこで【耐震・制震・免震】の違いについて簡単にお伝え致します。
【耐震工法】※地震の揺れに耐えられる工法
壁や柱を強化したり、補強材を入れることで建物自体を堅くして振動に対抗する、現在の大半の住宅で採用されているものが「耐震」工法です。
【制震工法】※地震の揺れを吸収する工法
建物内にダンパーと呼ばれる振動軽減装置を設置し、地震のエネルギーを吸収。建物に粘りをもたせて振動を抑える工法です。上階ほど揺れが増幅する高層ビルなどの高い建物には、非常に有効な技術です。
【免震工法】※地震の揺れを受け流す工法
建物と基礎の間に免震装置を設置、建物を地面から絶縁して、振動を伝えない工法です。
それぞれ地震に対するアプローチはまるで別モノですね。いずれも、建物自体の損壊を防ぐという点では優れた工法です。
その中でも「免震」の場合は、さらに「建物内の揺れを軽減する」という利点があり、基礎部分に埋め込まれた免震装置が「地震エネルギーを吸収」→「ゆるやかな横揺れに変えて、家具の転倒などの被害を最小限に食い止める」というもので、耐震・制震に比べて揺れを三分の一程度に抑えられる点で優位性があります。
地震に優位な順位をあえて付けると「免震」、「制震」、「耐震」の順ですね。
ただ、いまいち「免震」が普及していないのも事実。やはり工事費が高い点、また工期が長いといった点が足かせとなっているのかと思われます。
ただ何れも、地震がきても「壊れない」とは誰一人言ってはいません。耐えられるという事です。
建物が倒壊しないので住人が避難できる時間が出来る、という事なんです。
「東海沖地震」や「首都直下型地震」等、聞くだけで怖さを感じずにはいられない予測が耐えないのがこの日本です。
日頃より、万一に備えておく事が一番重要ですね。
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