【下地が無くてもOK!後付け可能な階段手すり】
2022/02/23
リフォームで階段に手すりをつけたい
2000年の法改正以降の建物には、階段に手すりを設置する義務があります。それ以前の建物には階段手すりがついていないことが多く、手すりの後付け需要があります。
階段は上りよりも
下りの方が足への負荷が大きく、階段手すりは 降りる時の利き手側に設置すると使いやすい と言われています。付けるだけの簡単そうに見える階段手すりですが、実は大工さん達から「
階段手すりは大変」と言われます。
手すりは下地が命
手すりの後付け設置が大変だと言われる理由に、「
壁の下地」があります。手すりには人の荷重がかかる為、しっかり壁に固定することが重要です。下地とは、壁や天井、屋根材、床材を取り付けるための構造部材です。壁の中にある柱や下地材に、手すりをしっかりビスでとめる必要があります。
手すりにはメーカーごとに「この間隔で壁に固定してください」という指示があり、意外にもその位置に
下地が入っていないことが多くあります。
下地が欲しい時はリフォームで壁の一部を剥がし、下地を入れてから壁紙の補修を行いますが、中々そこまで出来ないという方も多くいます。その場合は、手すりの下に「
ベース材」という部材をつけます。
壁の中に下地がある箇所を探し、そこにベース材をビスでしっかり固定することで、
ベース材が手すりを支えてくれます。
ビスでベース材を固定した後は、手すりの金具を決められた間隔で設置すれば完成です。階段という足場の悪さの中での作業に加え、階段の傾斜を考えたり、手すりの必要長さを測ってカット加工したりと意外に手間がかかる作業になります。
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2018年4月~ LOHAS studio越谷店
【資格】
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