【有害物質もリサイクルされている】~日本のリサイクルプラスチック規制~
2023/06/11
LOHAS studioは、地球環境と人の健康を大切にしているリフォーム会社です。
手に取る物、触れるものに関心を持っていきたいですね。
そんな中、日本に出回っているプラスチック製品の規制についてご存じでしょうか?
有害物質を含むプラスチックのリサイクル
日本はプラスチック製品のリサイクルを推奨していますが、添加された様々な化学物質は、リサイクルしたプラスチック製品にも残留します。
有機臭素系難燃剤(PBDE)は、ストックホルム条約で、
すでに製造・使用・輸入が禁止されていますが、
日本政府は、リサイクル用途に限って適用除外の申請を行なっています。
有害物質が子ども用玩具からも検出
2019年3月に国際NGOと国立環境研究所の調査では、日本で販売されている中国製プラスチック製品から、「
有機臭素系難燃剤(PBDE)」が検出されました。
PBDEは、急性毒性や変異原性は極めて低いですが、乳幼児期や慢性的な高濃度暴露が健康影響をもたらす可能性があると言われています。
2019年に検出された製品の中に、子ども用玩具も含まれていました。
臭素系難燃剤(PBDE)とは?
難燃剤は、プラスチックや繊維など燃えやすいものに添加して、火災などの被害を低減させるものです。
中でも臭素系難燃剤は、安価な為多く使用されてきましたが、
人体残留性が指摘された為、2006年7月より欧州有害物質使用制限指令で使用が制限されています。
自然素材リフォームのように、手や口触れるものには拘りたいですね。
参照:
日本薬学会「臭素系難燃剤について」
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