LOHAS studio
sa118@OKUTA
2021/02/13
建物を地震から守る考えには、大きく分けて「耐震」「制振(制震)」「免震」の3種類があります。
耐震は、柱や梁など建物の全体を強固にして地震のエネルギーを受け止め、地震に耐えられるようにするもの。
基本的に現在の建物は、耐震の考えにもとづいてつくられています。
制振(制震)は、地震動による建物の揺れを制御しようとするもの。
ダンパーなどの装置を建物に組み込み、建物に伝わる揺れを吸収して抑え込みます。
制振装置にはさまざまな形式があり、建物固有の条件から効果的な種類、数、配置などが決められます。
制振装置を設けると、揺れがおさまるのが早くなるだけでなく、揺れ自体も小さくなります。
また、タワーマンションなど高層の建物では、強風の影響で揺れることも抑えられます。
免震は、地震動を受け流して免れようとするもの。地盤と建物を切り離したうえで
両者の間に水平方向に動きながら地震動を吸収させる積層ゴムなどの装置を設け
地震の揺れを建物に伝わりにくくします。大地震が発生しても建物にかかる負担は少なく、損傷を抑えられます。
また、家具などが転倒するなどして人が下敷きになったり、家財が損傷する危険が少なくなります。
免震は公共施設や病院などから採用されてきましたが、近年ではマンションでも採用事例が多くなっています。
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