LOHAS studio
野村 美夏@OKUTA
2024/04/27
株式会社OKUTAでは「塩化ビニルクロス」を推奨しておりません。
使用をご希望される場合はインフォームド・コンセントを行っております。
インフォームド・コンセントとは?
病院で耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
インフォームド・コンセントとは「正しい情報を伝えられたうえでの合意」を意味します。
塩化ビニルクロスを使用した場合に起こりうるリスクについてご説明したうえで、塩化ビニルクロスを選択していただくようにしています。
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「塩化ビニルクロス」のインフォームド・コンセント
①塩化ビニルクロスの原料「塩化ビニルモノマー」の発がん性
塩化ビニルクロスの原料である「塩化ビニルモノマー」には発がん性があるといわれています。
世界保健機関(WHO)の国際癌研究機関(IARC)の発がん性分類では、
最上位の「分類1(発がん性がある)」の対象とされています。
経年劣化して、塩ビ樹脂の微粉末が飛散し、吸引する場合があります。
②化学汚染
塩化ビニルクロスには、原材料である塩化ビニルモノマー以外にも、
可塑剤・安定剤・酸化防止剤・難燃剤・防カビ材などの添加物が含まれております。
その添加物から出た揮発性有害化学物質が室内環境を汚染してしまいます。
これらは「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」と言われており
様々な病気を引き起こすといわれます。
(胎児奇形、生殖異常、ショック肺、腹痛、吐き気、頭痛、目・皮膚・喉への刺激、咳、咽頭通など)
③結露被害
塩化ビニルクロスはビニールのため空気も湿気も通しません。
通気性がなく透湿性もないため、室内外で温度差があると「結露」の原因となります。
④生物被害
カビは「温度・湿度・栄養・酸素」の条件が当てはまると発生します。
夏場の高温で結露が発生した壁内では、塩化ビニルクロスの接着に使うノリを
栄養としてカビが発生してしまいます。更にそのカビを餌にダニが繁殖していきます。
カビやダニはアレルゲンとなり、喘息やアトピーを引き起こします。
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価格も安く、色柄が豊富で一般的に広く普及している塩化ビニルクロスですが、
健康面で心配な場合は、非塩ビニルクロスや自然素材の内装材をお勧めいたします。
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