LOHAS studio
t004@OKUTA
2014/07/04
扇風機が欠かせない季節になって参りました。
前回の記事では、「水分」が住宅の大敵であることを説明しました。
またどうして「床下」に潜って調査をするのか?
今回は「床下」と「水分」に関して説明します。
「水分」による住宅の劣化の原因には大きく4つの原因があります。
①雨漏り
②生活用水(浴室からの漏水など)
③土中水からの湿気
④結露
このうちの③がポイントです。
築20年を経過すると腐朽被害が発生する住宅が増えてきます。
そして含水率と木材劣化には関係があります。
含水率20%以下:腐らない
含水率25%:変形が生じる
含水率25%~:劣化が始まり、強度が落ちる
含水率35%~:腐朽菌が生じ、腐りが生じる
ここが大事です!
「床下」の木材含水率は、他の部分よりも高い傾向があるのです。
築20年を超えた建物の床下木材の含水率は約30%にもなります。(ケースによって変わる場合もあります)
(出典:「木造住宅設計・施工のQ&A」日本住宅・木造技術センター、丸善)
(調査期間:1976年8月~9月、関東地方)
床下調査は大切なことだと分かって頂けましたでしょうか。
弊社ではお客様のお家をしっかり点検させて頂いております。
もし、何かお家に関して不安なことがあればお気軽にお問合せ下さい。
それでは次回のブログをお楽しみに!
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