3.11に思うエシカル消費(株式会社OKUTA Archives 山本拓己@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2016/03/11

今日で3.11東日本大震災から丸5年が過ぎました。依然として17万人以上の方が避難生活を余儀なくされていることには、本当に心が痛みます。

 

あの大震災が起こるまで、私たちは何も考えずただジャブジャブとエネルギーを使い、無駄な消費や散財をすることが豊かさだと勘違いし、まったくと言っていいほど自然への畏れやエネルギーの有限性を忘れていましたが、震災以降、暮らしの在り方を一から見直す大きなきっかけとなりました。

 

消費の傾向は、エコからロハスへ、ロハスからエシカルへと変化しています。

エコとは環境にいいもの、ロハスとは環境と健康にいいもの、エシカルとはさらに倫理的で道徳的なものという意味です。

 

マーケティング会社の調査では、51％がエシカルに興味を持っており、55％が同じ商品であれば、エシカル活動を行っている企業の商品を選ぶとしています。

 

私たちは事業のミッションを、地球環境の原則に従い、人類を含む生態系の調和の中で進化し成長することを事業使命とすると定義しています。

 

ちょうど今月のリフォーム産業新聞に、OKUTAのpassiv designはエシカルに配慮したリフォームと紹介されました。passiv designは、住宅性能をヨーロッパ基準並みに高めることでエネルギー消費を抑え、快適に楽しく暮らして、しかも耐用年数を伸ばすリフォームの設計コンセプトです。

儲けや利権のために安全や命を軽視する社会ではなく、倫理的で道徳的なエシカル企業やエシカル消費が優しい社会を作るのだと思います。