LOHAS studio
LOHAS studio Archive@OKUTA
2016/04/19
これまで日本の住宅は、この木々に沢山の恩恵を
受けながら建築され、私たちの暮らしを豊かに
支えてくれている貴重な資源でもあります。
しかし、昨今は輸入木材を多用した木造住宅が
増加したことにより、国産材の需要が低下し、
同時に国内の林業も縮小されているのが現状です。
こちらの林野庁から出されているデータを観ても
わかるように、昭和30年以降、国産材供給量と
木材受給率が右肩下がりで下がっています。
日本には四季があり高温多湿の次期もあれば、
過乾燥の時期などを繰り返す環境であるため
本来、その環境風土で育った木材を使用することが適しています。
しかし、現状は輸入材に需要を奪われ、国産材の
使用率や供給量は減少しています。
やはりその理由のひとつとしては価格もあると思います。
国産材=高価
そんなイメージを持たれている方も多いのでは無いでしょうか?
確かに高価なものもありますが、すべてがそうではありません。
特に日本という国は国土は狭いですが、森林面積は
国土の約66%を占めており、先進国の中でも
フィンランドに次いで2位と、世界でも有数の森林国です。
※世界森林資源評価2015
これだけ森林資源が豊富な国であるにも関わらず、
なぜか多くの輸入木材で家づくりが行われている
何か変だと思いませんか?
やはりその為には国内の林業を活性化させることが
不可欠になるわけですが、じゃあどうするか?
それは家づくりに国産材を多用する。
LOHAS studioでは、現在、良質な国産材販売を推進
するために、リフォーム・リノベーション・新築の
フローリングや建具、構造材など、国産材の商品化を進めています。
先日はそのプロジェクトとしてご協力いただく、群馬県
川場村の「川場村木材コンビナート製材施設」
(敷地面積9,600㎡)の完成式に参列して参りました。
これからこの川場木材を使用して、様々なオリジナル建材
を商品として開発し、リフォーム・リノベーション・新築の
商品として発売していきます。
LOHAS studioで家を創ると言うことは、
単に家を創ると言うことだけでは無く、そのことが健康や環境
そして、林業の活性化、日本の森林整備などにも貢献できる。
そんな価値ある家づくりを目指して行きたいと思います。
皆さんもリフォーム・リノベーション・新築をご検討される際には、
是非、使われる素材とその意義にこだわってみてはいかがでしょうか?
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