「passiv design・パッシブデザイン」HIGH QUALITYグレード　現場レポートVol,7(株式会社OKUTA Archives LOHAS studio Archive@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2012/08/26

「passiv design・パッシブデザイン」HIGH QUALITYグレード　現場レポートVol,7

現在施工中の「passiv design」HIGH QUALITYグレードの現場です。

今回のpassiv designでは、二階の外壁は風合いのある左官壁にしたいとお客様のご要望がございましたので、「そとん壁」のかき落とし仕上げを採用しました。
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そとん壁は、100％自然素材（シラス）で、熱伝導率がモルタルの約1/6　（0.20ｗ/ｍｋ）断熱・透湿・防水・耐久性・冷却に優れた素材です。

※シラス（白砂、白州）とは、九州南部一帯に厚い地層として分布する細粒の軽石や火山灰のこと.

シラス外壁材は下塗り材と上塗り材の二層構造。
下塗り材は超微細なシラス粒子で構成しているため、水蒸気の細かい粒子を通しながら雨水の大きな粒子は通しません。
ラス下の透湿防水シートだけで仕上げ表面の防水処理は不要。

多孔質なシラスは透湿性に優れ表面の防水塗装が要らないため、壁内部の湿気が壁表面から放出され結露やカビの被害から守ります。また、厳しい自然環境にも劣化しない高耐久性があり、退色・劣化がないため塗替えや張替えなどのメンテナンスは不要。

passiv designでは、お客様の様々な仕上げイメージに合わせ、内外装などに効果的な自然素材をデザインしていきます。