LOHAS studio
yuzo_sakai@OKUTA
2015/12/05
安倍総理が11月26日に首相官邸で開いた第3回「未来投資に向けた官民対話で、
住宅の省エネ化を促進する方針を示しました。
具体的には2020年までに新築戸建住宅の過半数をネット・ゼロ・エネルギー住宅化にするとともに、
省エネリフォームも倍増させるというものです。
これは政府が11月25日に発表したものですが、新築については供給戸数が圧倒的に多い大手住宅が対象になりますが、
省エネリフォーム倍増については全ての事業者は対象になり、これらの具体的な行動計画を来年の夏までに策定するそうです。
この「ネット・ゼロ・エネルギー住宅(ハウス)」の定義ですが、
「家庭での年間エネルギー消費量を0にする住宅」となるのですが、
具体的には「消費するエネルギー量」-(マイナス)「つくったエネルギー量」≒(概ね)「0」にするという事です。
※但し、エネルギー量は「一次エネルギー量」の事を指します。
つまり、「つくるエネルギー」というのは、太陽光発電や燃料電池のことを指すので、
搭載することが前提となっています。それと、一次エネルギー消費量換算となっているので、
電気代、ガス代明細にある光熱費全部を指しているものでも無いのです。
太陽光発電も燃料電池も耐久消費財とはいえ、年々劣化し相応のメンテナンスと寿命が来てしまうので、
買い換え時には高額のコストが掛かります。
省エネ住宅や燃費の良い住宅の家造りとなる基本的な考え方は、何よりも「アクティブ」(設備機器)に依存せず、
「パッシブ」(自然エネルギー)な設計(デザイン)を用いることです。
設備機器の買い換え等は需要サイクルで避けられませんが、躯体そのものを省エネ・断熱設計し、自然エネルギーを多く取り入れる事で、
設備機器に関しては最小限のコストで、長期に渡り光熱費全体が削減となる燃費の良い快適な住宅が得られます。
家は買うものでなく、長期のライフスタイルによる設計を伴って造るものです。
新築では太陽光発電、燃料電池の搭載を前提に設計できますが、リフォームでは設計、資金面においても困難になるケースが大半です。
passiv designではエネルギーベストミックスの観点から、新築、リフォームにおいても、
最適且つ快適な住まい設計をデザインする事ができます。
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