LOHAS studio
e038@OKUTA
2019/06/13
こんにちは!
ではでは、今日も「結露」についてお話させて頂きます!
前回、結露のお話の前段階として空気についてふれましたが、
今日はそのことを踏まえて、結露について説明致します。
ズバリ、結露の発生は…
空気が「露点温度」以下になり水蒸気が水滴に変わることを言います!
前回ご紹介しました、「湿り空気線図」を利用して説明したいと思います。
まずは、ご覧ください↑↑↑
順を追って説明させて頂きますね。
① ある部屋の室温が25℃、湿度が70%だと仮定します…
この時のグラフの見方は、乾球温度の25℃から真上に向かい
相対湿度70%の曲線と交差する赤い点の個所が、
その部屋の空気の状態を示しています。
②この状態から室温が下がっていくと、「湿り空気線図」
青い矢印の方向へと赤い点が移動していきます。
「室温が下がる=乾球温度が下がる=グラフの左真横に移動」
赤い点が左真横に移動すると通過する相対湿度(曲線部)は
数値が高くなり、やがて100%の曲線部に達します。
空気が含むことの出来る水蒸気量の最大値(飽和水蒸気量)は、
温度によって変わる前回ご紹介せて頂きましたが、
温度が下がるとこの飽和水蒸気量は小さくなります。
(上の図のように器が小さくなるイメージです)
「湿り空気線図」の青い点は、
室温25℃、湿度70%であった空気が冷やされ、
飽和水蒸気量いっぱいまで水蒸気量が含まれている状態です。
このときの温度が「露点温度」なのです!
では、この空気をさらに冷やしていくとどうなるでしょうか?
…そうです!
イメージ図でいうと、器はさらに小さくなり水があふれしまいます。
このあふれた水が、言わば結露でいう水蒸気から水への変化部分です。
つまり露点温度とは、ある空気が結露を引き起こす前のギリギリの状態であり、
温度が露点温度以下になると結露を引き起こします。
今日ご紹介させて頂いたことは、
住宅設計における結露の重要なポイントになります!
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