『非常用進入口』と『代替進入口』(LOHAS studio Blog 洞谷 彩@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2021/11/02

皆さんこんにちは！

朝晩、本当に寒くなりましたね。

私は根っからの冷え性で、着ても着ても寒いのでお腹にホッカイロを貼っています(*ﾉωﾉ)

皆さんも自分の寒さ対策しっかりとして、風邪を引かないようにしてくださいね。

 

さて、今日は『非常用進入口』と『代替進入口』について少しお話したいと思います。

まず下記の図をご覧ください。

こちらで赤の部分が『非常用進入口』と『代替進入口』の設置必要面になります。

 

『非常用進入口』と『代替進入口』の設置必要面

・３階以上　高さ３１ｍ以下の各階

・４ｍ以上の道路と道路に通じる４ｍ以上の通路に面する外壁面です。
これは、はしご車が通過できる部分には設置が必要ということを意味しています！！！

この赤の部分で地上から３階以上の建築物には居室がなくても

『非常用進入口』または『代替進入口』が必要です。

では、次に『非常用進入口』と『代替進入口』の設置基準についてです。

 

 

『非常用進入口』設置基準

（図：確認申請ナビより抜粋）

まとまると以下になります。

・設置間隔：４０ｍ以下

・大きさ：幅７５０以上・高さ１２００以上

・設置高さ：床面より８００以上

・バルコニー：奥行１０００以上　長さ４０００以上

・標識：一辺２０㎝の正三角形で赤色灯及び赤色塗料を見えやすい位置に設置

 

 

『代替進入口』設置基準

（図：確認申請ナビより抜粋）

 

まとめると以下になります。

・設置間隔：１０ｍ以内に１ヵ所

・大きさ：幅７５０以上・高さ１２００以上　又は　直径１ｍ以上の円が内接できること

・設置高さ：床面より１２００以下

・バルコニー：不要

・標識：三角マークの表示

 

 

『非常用進入口』と『代替進入口』は似ているようですが

『非常用進入口』の方が設置基準が厳しくなっている為

『非常用進入口』の設置が免除される項目に『代替進入口』の設置等あります。

これ以外にも『非常用進入口』と『代替進入口』の設置には細かい基準や設置緩和があります。

 

 

建物を設計するにあたって建築確認と消防確認は密接な関係です。

少しでも気になることがありましたら、まずはお気軽にお問い合わせください。