LOHAS studio
小林大輔@OKUTA
2023/09/30
稲穂が黄金色に色付き、畔道に曼珠沙華が咲き始め、季節がゆっくりと進んでいきます。
6月の研修で植えた稲たちが収穫の時期を無事に迎えることができ、先日稲刈り研修に参加しました。
昔ながらの鎌を使った稲刈りや雑草取り、コンバインの操縦など貴重な体験をさせていただきました。
目の前にイナゴを発見しました!
生きたイナゴを見るのは数十年ぶりでしょうか。
私の故郷も家の前に田んぼが広がるのどかな田舎町です。
私が小学生の時に、亡き父が酒のつまみでイナゴの佃煮を食べるため、この時期になるとイナゴ取りをしたのをふと思い出しました。
スーパーのレジ袋いっぱいで500円やると父に言われて、兄と一緒に日が暮れるまでイナゴ取りをしました。
家に持ってかえると母の佃煮作りが始まりました。出来上がった佃煮を父が美味そうに食べているのを見て、私も一口つまんだら酷く苦くて吐き出してしまいました。
そんな私を見て若き日の父と母が笑っている、遠くかすれた記憶をまだ覚えていたんだと思い、懐かしく感じました。
緩やかに流れる時間の中で、秋空に翔ぶトンボの群れを眺めながら、深い郷愁に駆られた1日でした。
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