LOHAS studio
etou@OKUTA
2016/08/30
前回に引き続き「農業研修@小川町」についてお伝えします。
皆さんのご近所にも、田んぼがあったり
通勤や通学の際に何気なく田んぼの風景を見たり
そんな機会があるかと思います。
でも不思議なことに、田んぼで作業している人を見かけることって
あまりないのではないでしょうか?
今回は意外と知らない?
お米の話をしたいと思います。
多くの田んぼの場合、稲を機械で植えたあと、人が入ることは
ほとんどないってご存知ですか?
もちろん稲が倒れたりしないように・・・という意味もあるのですが
それ以外にも理由があるのです。
その理由は「植えたあとから収穫までの、ある作業を省くためなんです」
その、ある作業というのが「草取り」です。
多くの田んぼの場合
土の表面に農薬でコーティングして雑草が生えないようにしてあります。
このコーティングを壊さないように、田んぼには入らないのだそうです。
そして、定期的に空中散布で農薬をまいていたりするのです。
雑草が生えないことももちろんですが
虫や鳥からの被害も食い止めることができます。
彼らは、「食べない」のではなく「食べられない」ことを知っているのかもしれませんね。
全てのお米がそうではないとは思いますが
普段口にしているお米が、農薬のジュースに浸かって成長したお米かも・・・
と思うと怖くなりますね。
私の知人の話では、近所で農薬を散布している事実を知り
有機米を購入するようにしたという方も少ないそうです。
お米に限らず、野菜や果物についても
安い物を追い求める傾向にありますが
値段が高いことに理由があるように、安いことにも理由があるのです。
色々な人の解釈で選択をすることがもっともだとは思います。
ですが、知らなかったことを知ること
多くのことに疑問を持つ
そして、知る機会を自分で作る
そうした知識をもって選択する
皆様にとって、そのきっかけとなれば幸いです。
前回の前振りから内容がそれてしまいましたが・・・
次回こそ!
ここで次回に向けて
日本からあるモノがなくなると、スーパーから野菜や果物がなくなってしまうかもしれません。
この答えが次回のキーワードです。
台風の話題が尽きない、お天気ですが、毎年この時期になると稲の様子が心配になります。
今年も豊作であります様に!
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