LOHAS studio
i008@OKUTA
2014/04/27
この業界に長く身を置いていると
「間取りが好き」という人に出会う確率はかなり高いですね。
かくいう私もその一人だったりします。
間取りに関する書籍をすでにご紹介しておりますが
今回は真面目な一冊を。
あ、前回の一冊がふざけているというわけではなく…
いや、やっぱりふざけているか……ん、決してそうでもなく………
もともとは朝日新聞に連載されていたもの。(←真面目ですね)
‘読書好きの建築家’と‘建築好きの読書家’である二人の著者が
名作といわれる数々の小説の中に描かれている「家」を
小説を何度も読み込み、推理と空想だけで間取り図面に描きおこす。
…それだけの本です(笑)
私は読書家ではないので名作文学には疎いのですが
子供の頃に小説を読みながら(たいていはお金持ちの家)
玄関を開けると〜、階段があって〜、
階段を上ると〜、なが〜〜い廊下があって〜、
廊下の左右には部屋がいくつも並んでて〜、3つ目の部屋が〜…
と、文章から家の間取りを想像していたことを思い出しました。
ときには、その小説が映画などで実写化されると
自分の空想とは全く違った家でガッカリしたり…。
文庫版は『愛と家族編』『謎とロマン編』の二冊構成。
いつもとは違った見方で文学を愉しんでみるのはいかがですか?
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