LOHAS studio
津籠 和歌子@OKUTA
2015/08/18
富山から高速に乗って、岐阜の白川郷へ。
合掌造りの茅葺屋根ってどうなっているのだろう?とずっと疑問だったので、
白川郷は前から訪れてみたい場所でした。
国指定重要文化財の和田家は、
白川郷の中で最も規模の大きな家屋で一般公開されている部分と
実際に生活をされている住居部分がありました。
「合掌造り」とは、60度の急勾配の切妻造り・茅葺き屋根の民家で、
屋根が両手を合わせた合掌の形になっていることから、その名がついたとされています。
一般的な民家に比べて柱や梁等の部材が太く貫を密に入れるなど、
全体的に堅固に造られており、大きな屋根と積もる雪の荷重に耐えれる構造となっているそうです。
交差して設置されている木材部分は、ハネガイ(筋かい)と呼ばれ、
筋かいの一種で、バネのような役割をして地震や風に対して有効な働きをするそうです。
屋根面を対角線上に縫うようにしてして弓なりに渡して用います。
合掌屋根全体に剛性を高め、横からの衝撃荷重に対して柔軟に対応でき、
地震や風に対して有効な働きをするそうです。
いろいろな経験を経て、昔の人はこの形を生み出したのでしょうか?
生活の知恵って素晴らしいです。
窓から見える田園風景です。
緑色ってひとことで言ってもいろんな色があるんだな~
せっかくなので、金沢へ戻る道がてら「五箇山」へも行ってきました。
こちらは、白川郷よりもこじんまりとしていて観光している方も少なかったです。
白川郷と五箇山の違いが気になるところですが、
五箇山の雪質の方が水分を多く含んでいるらしく、
雪の重さでお家が押しつぶされてしまわないように、
屋根の角度が鋭角になっているそうです。
そんな違いを比べて楽しむのもいいですね。
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