LOHAS studio
i010@OKUTA
2014/08/16
集中力に欠ける私は、自宅で勉強をするのが大の苦手でした。
(自宅には誘惑が多い…)
高校生の頃からのお気に入りは、
宇都宮市の中央図書館でのお勉強♪
図書館の入口には、
米陀寛作の『牧牛』大きな陶板の壁画が飾られています。↓
米陀寛氏は、牛や馬を多く描いた
1917年生まれの宇都宮市出身の日本画家です。
1967年と69年には日展で特選を受賞し、
2005年に888歳で亡くなっています。
この『牧牛』という作品では、
4つのレリーフ部分が1つのストーリーを表現しているそうです。
右下は、人は牛の存在を知り(見牛)
左下は、苦闘の末 牛を取り押さえる(得牛)
左上は、つながれなくても 主人に従うようになり(牧牛)
右上は、人は牛と一体となる(騎牛帰家)
これは悟りの道を説明したもので、
代表的なものに宋の廓庵(かくあん)禅師の
「十牛図頌(じゅうぎゅうずしょう)」、
月坡禅師の「うしかひ草」があります。
また「ものを深くほりさげる」という意味もあるそうです。
「十牛図頌」では、このあと家に着いてから牛の姿を見失い
やがて自分の心の中に牛がいるのを悟るのだそうです。
なんと我が実家にも米陀寛氏作の陶板があるんです。↓
振り返るウサギさんは、我が家の大切な家宝です♪
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