LOHAS studio
i018@OKUTA
2013/12/12
・新宿区K様邸 2013/12/10
先月、着工したマンションスケルトン工事、K様邸
解体を終えて、本格的に大工工事が始まりました。
K様と初めてお会いしたのが、この夏のこと。
元々お住まいだった150㎡強のマンションの全改装工事のご依頼でした。
その日は、現地確認も兼ねて、ご訪宅となりました。
担当営業と施工監理と私、デザイナー、 チームでお伺いします。
K様宅にお邪魔して、まずご挨拶。
「デザイナーの松倉百合子と申します。よろしくお願い致します。」と名刺をお渡しして、ヒアリングがスタート。
(どんなリフォーム工事をお考えか、どんなご生活を考えていらっしゃるか、色々お聞きします)
でも、何か変です。
どことなく、K様のご様子が、、、お元気が無いというか、
いつもですと、ここでお客様のご希望が、たくさん出てくるものです。
具体的なご希望あり。まだお迷いのことあり。
そんなお客様の言葉を、一つ一つ拾い上げて、ご提案に繋げます。
お話しするうちに、お元気のない理由が分かりました。
ここに至るまで、いくつかのリフォーム業者に見てもらったそうです。
そして、どの業者に相談しても、K様のご希望がほとんど 叶わなかった とのことでした。
でも、リフォーム工事をあきらめ切れず、弊社にお声掛けをして下さったのですが、
やっぱりダメかもしれない と思っている ということでした。
ご用意して下さった図面を見ました。
お家の中もご案内頂きました。
とても広い、K様邸。
マンションの構造上、仕方のないことなのですが、家(K様の専有部分)のほぼ真中に躯体壁(構造壁、取ってしまうことが出来ません)が走っています。
その他にも完全に躯体壁に囲まれているスペースがたくさんある作りとなっていました。
分かりづらい説明で、すみません。
要するに、間取りの変更が、きわめて難しい構造でした。
他業者が難色を示したのもうなずけます。
「本当はね。キッチンも対面式にしたいと思ったし、もっと広々と暮らしたいの。こんなに広いマンションなのに、ちっとも広く感じないのよ。」
う~ん。おっしゃる通り。
なんてもったいない。
でも、確かに今回は、プランニング、そうとう難しい。。
ただ、K様の暗いお顔を見ると出来ないなんて言えない(言いたくない!)。
「何とかします。プランして見ます。」
そう言って別れました。
お客様へのプランニングのご提示(ファーストプラン)の準備に掛かり始めたのですが、今回は(いつにも増して)、チームの協力がなくては出来ません。
まず、私がお願いしたのが、竣工図のデータを出来る限り入手してもらうこと。
(マンションの管理人室に行って見せて頂けるようにお願いします)
まれに、コピーがOKなマンションもありますが、ほとんどの場合、その場で見て、写真を撮るまでは許可してもらえます。
そして、見つけました。
もしかして、PS(パイプスペース)の壁が抜けるのではないかと。
もし、それが可能なら、閉ざされていた、居室とリビングの動線が格段に良くなります。
家全体の一体感も生まれます。
何よりもLDKが広くなります。
施工監理に相談すると、100%大丈夫だとは言い切れないけれど(リフォームの場合、どうしても解体して見ないと判断が付かないこともあります)、これで行こうと私のプランを押してくれました。
そして、プランをご覧になったK様。
「これで行けるなら、このプランで工事をしたい」と。
弊社で工事を進めることになりました。その時のK様のうれしそうなお顔!
まだまだ、始まったばかりの工事現場からですが、
←靴はきちんと揃えて!
下の写真のアルミで被覆してある排水管と左の壁の間が壁でした
右側の開口部に対面式キッチンを持って来ます。
↓
そして、完成イメージパースです。
↓
ブルーのサインペンで、示した矢印がパイプスペース壁を撤去して出来る予定の通路です。
チームと職人さんと、そしてK様と、力を合わせて、完成に向けて工事は進みます。
K様の夢の実現に向けて・・・
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