初めての草木染～その3

LOHAS studio

柴崎あすか@OKUTA

2018/02/22

染料につかった後、
その色を定着させる作業に入ります。

アルミ系の方はミョウバン。

漬物の色をきれいに出すときにも使用しますね。

鉄系の方は木酢酸。

かなり臭いですよと言われていたので、
むせるような酢のにおいかと思いきや、
スモークチーズの様な香りで
常においしそうといいながら染めていました。

蜜柑をミョウバンと決めていたので、
ミョウバン液に蜜柑に漬けた生地を入れ、
酢酸液の方は板挟みになった生地をいれます。

ゴム手袋をしてくるくると動かしながら、
いろいろ質問したり、
こんな事も出来るよなどレクチャーを受けながら時間を待つ。

その時にもう一つの液に漬けるとグラデーションにもなると聞き、
やってみることに。

みかんに漬けた端っこを落花生の使っている方へ入れ、
しばらく待つ。

時間的に難しいかもと言われながらも、
やってみたかったので、それはそれで、楽しみに。

時間になったらもう一度、
みかん液と落花生液にまた漬ける。

最後は定着液で終わらず、染料に漬けて終わらせるということで、
そこで漬け終わった後に、水で洗います。

ドキドキな一瞬です。付けていた輪ゴムや板を取り外し、
ちゃんと使っているかが観れる瞬間です。

みかんはかなり優しい色でしたが、
やんわりと柄がちゃんと付いています。

落花生は鉄系の染料で渋い色がしっかり着きました。

もしかすると、染み込みすぎて柄が出ていないかも？！と
とても心配していたのですが、
しっかり白い部分も残っていました！

十分に洗って乾燥させると出来上がりです。

今回は自然の草木染めという事と、
さらに残り物を使ってみようという趣旨でしたので、
一色にさらっと染めるくらいかなと期待は大きくはありませんでした。

2枚、2種類の染め体験ができ、
ここまで柄がしっかり出るなんて大満足の1日でした。

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