キッチンの工場へ潜入（トクラス）

LOHAS studio

柴崎あすか@OKUTA

2024/04/15

先日トクラスの工場見学をさせていただきました。

さすがに工場の中の撮影はNGでしたが、カタログで見たり、
担当の方から聞くだけでは感じられない感覚を感じる事が出来ました。

トクラスキッチン2
工場とはいえ、機械だけで商品が流れていくだけではなく、職人さんの手作業も多く、既製品と言ってよいのか、見学後に疑問を持ったほどでした。

確かに一部の部材は在庫出来るような体制もありつつ、1件ごとの作業で作られていく様は、商品にどれだけ手間が掛かっているかがわかります。

トクラスキッチン

トクラスの工場は静岡県浜松市にあり、本社も同じ敷地内にあります。

本社を東京へ移さない理由としては、モノづくりをすぐに反映できるよう切り離せないのだと説明を聞きました。

人造大理石のキッチン天板を自社で作っていて、厚みや素材の密度などもこだわりつつ、
数ミリ単位で特注対応出来る理由が自社製作だからこそという事が
製作過程を見て理解できました。

人造大理石もキッチンの天板だけでなく、浴槽にも使われていますが、
その素材の配合は違います。

良く見る粒粒の柄も人造大理石に使う材料の中でもまた配合などを変えて、
つぶつぶ自体も作っているのには驚きました。

近年SDGSなどで廃材などの見直しをあらゆる企業が取り組んでいますが、
トクラスでも扉の表面仕上げに人造大理石を混ぜたマットで高級感のある扉展開も出来ていて、
単に素敵な仕上げという事だけでなく、そういった工夫で自社の強い部分も生かせるのが、
また工場の独自の流れがあってこそという事も良くわかりました。

トクラス扉
出来上がりの仕上がり感はショールームで体感できます。

また機会があれば、色々な所の工場なども見れたらより深くお伝え出来そうです。

トクラス：キッチン、浴室、洗面台