インテリアデザイナーのスキルアップ研修～東京都庭園美術館

LOHAS studio

柴崎あすか@OKUTA

2014/12/11

インテリアデザイナーとして色々なデザインを勉強する意味で、
直接かかわる商品知識だけでなく、
古くからある建物を見に行ったりすることがあります。

今回は目黒にある「東京都庭園美術館」に行ってきました。

実は私、この美術館が好きで何度も足を運んだことがあります。

それを知っていても任意のこの研修に参加したのは、
やはり何度訪れても素敵・・・とうっとりしてしまう処だからでしょうか。

あいにくの雨がかなり強く降っている中に到着。

チケット売り場から建物までのアプローチ。

雨に濡れた紅葉がきれいです。

入口に象徴的な香水ランプというのがあるのですが、
敢えての階段周りのガラス押さえのアイアン装飾。

テラスへの出入り口のハンドルはゴテゴテしすぎない上品な装飾されたデザイン。

窓から見える景色もしっかり設計されていたようです。

紅葉絶頂時期もあり、雨に濡れた発色が綺麗に放って、
思わず佇んでしまいました。

小さな台の脚部分

天井の通気口



天井の装飾は部屋ごとに違いました。

通気口さえも綺麗な装飾が付いていて、
通気口と気が付かず、ただの装飾と思ってしまったスタッフがいたほど素敵です。

廊下にパイプが。。。

バルブがカワイイです。

裏側はいわゆるバスルーム。

洗面台とバスタブが設置された部屋。

天井装飾ばかりでなく、照明器具もオリジナルのデザインで作られ、
各部屋違ったものになっています。

改装後の展示ということで撮影OKの展示会でした。

その中で一緒に開催されていた「内藤礼信の感情」という展示の演出で、
鏡の前に小さな人が！

昔のガラスは、なんだかほっこりします。

ある部屋の床にデザイン張りされたタイル

今度のご提案の参考にしようかしら。

このちらっと見える窓の景色がまた良いです。

別棟の展示室に行く途中にある裏口(？)

ここからの庭の景色も素敵でした。

帰り道、イチョウの葉でいつもは黒い地面が鮮やかな黄色に。

感動をお伝えしたかったのですが色があまり出ていませんね。

気持ちは伝わりましたでしょうか？

東京都庭園美術館・・・http://www.teien-art-museum.ne.jp/

「内藤礼信の感情」展は2014年12月25日まで