築47年・・・無断熱住宅からの家づくり/Photo①(株式会社OKUTA Archives i037@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2020/05/22

こちらのブログでも何度かご紹介させていただいた

S様邸のご紹介です。

 


 

S様と初めてお会いしたのは、とても寒い時期だったのを覚えています。

最初は、相続された持ちビルに新しく引っ越すために改装工事をしたいとの

ご相談で来ていただきました。

 

ご自宅にお伺いすると

お話をお伺いしながらも　　うーん。寒い・・

お客様も、なかなかエアコンの効きが悪くって・・というお話をしていただいていました。

 

エアコンだけの性能ではなく、断熱の問題もあるのではないかな・・と、

弊社のパッシブデザインをご提案することに。

 

 

無断熱住宅からパッシブデザインのお家作りがスタートしました。

 

 

パッシブデザインに生まれ変わったご自宅は

玄関を開けると、室内の温度から空気感が変わります。

 

　
全体をスッキリと見せるよう、

天井には照明を設けず間接照明で柔らかな光でお出迎え。

玄関に入るだけで、自然素材の温かみを感じられます。

 

玄関は、家の中でも温度が下がりやすい場所ですが、

パッシブデザインでは、天井・カベ・床下まで断熱材を入れ込むので、

他のお部屋と比べても、寒さ・暑さは感じにくくなります。

 

 


もともとは、外からの光が入りづらい位置にあったLDKを、

思い切って大移動。一番日差しが入る場所に配置しています。

 


家族共有で使えるワークスペースを

ダイニングの一角にお作りしています。

 


コンパクトながらも、プリンターなどを隠せる収納も設け

常にスッキリとさせられます。

 


リビングも極力天井照明は少なくし、

珪藻土など自然素材を、違和感なく活かしてくれる間接照明を主照明としました。

 


外からの日差しと相まって、珪藻土の印影が出る感じが、とても好きです。

 

次回は、水廻りをご紹介しますね。