LOHAS studio
東郷 由紀@OKUTA
2019/09/19
旧朝香宮邸である 東京都庭園美術館で、
今週末まで行われている展示
「1933年の室内装飾」を観に行ってきました。
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大正時代・昭和初期の洋館や邸宅、好きです(๑′ᴗ‵๑)
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目黒駅から徒歩10分
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チケットを購入し、中へ入りますが…
建物が見えない…敷地の広さ(•’-‘•)
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やっと見えました!
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エントランス
ガラスの彫刻のようで、両開き扉の装飾です。
床のモザイクタイルも素敵。
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今回はこの邸宅の、室内装飾にフォーカスした展示。
写真撮影もOKで、たくさん見どころがありましたが、大食堂をメインにご紹介します。
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広ーいお庭に面した、大食堂。
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この壁はコンクリートで型どったもの!
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フルーツ柄の照明
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円形に張り出した窓下のラジエーター置場には、魚たちが装飾された鋳物のカバーが。
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そして、扉はエッチングガラス
こちらは開き戸ですが、隣の大客室とは
同じようなエッチングガラスの引戸で間仕切られていました。
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洋館なのに、引戸!
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木や石だけでなく、様々なマテリアルを使っていたり…
今まで見た洋館や邸宅とは、イメージが違います。
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朝香宮夫妻は、フランスで暮らしていた時期があるそうで、その時にアール・デコに魅了されて、日本に帰って新築する際フランス人デザイナーに依頼したそうです。
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この装飾品たちもフランスから船便で入れたそうですが、
フランス人デザイナーは一度も来日せずに、手紙でやり取り、朝香宮夫人ご本人が訳して日本の職人へ伝えたそう!
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インターネットはもちろん、写真ですらカラーでない時代に一度も足を運ばずデザインするってすごいですね。
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ご夫妻それぞれの居間と寝室の4部屋から出られる空間。
日本家屋でいうと、縁側みたいな感じ?
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こちらは、部屋とは反対側。
廊下から入り、中庭を望むトップライトもあるホール。
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3Fの温室
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外と部屋をゆるやかに繋ぐ、曖昧な空間がたくさんありました。
こういう空間、好きです!
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たくさんのお部屋があり、
部屋ごとに違う大理石のマントルピースがあったり、
床の寄木のフローリング、
輸入クロスや左官、漆…
たくさんのマテリアルを使用していて、
見本帳のような邸宅でした 笑
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面白い納まりもたくさんあり、
とても楽しめました♪
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1933年の室内装飾 展
東京都庭園美術館
〜2019.09.23.
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