LOHAS studio
passiv design
今年の夏も暑さを乗り切る!効果的な3つのポイント!
2016/06/09
関東が梅雨入りし、暑さも少しだけ落ち着いてきました!
とはいえ、家の中は意外とあつくてジメジメすることが多いのではないでしょうか・・・?
高断熱住宅も少しずつ普及し、住宅の温熱環境も良くなってきています。
ですが高断熱住宅は日中に家の中が暑くなると、しばらく熱がこもってしまいます。
冬の場合はこれを利用しますが、夏は逆となってしまうのですね。
高断熱住宅でも、既存の住宅でも共通の快適で省エネな夏の過ごし方があります!
その1 昼間は日射遮蔽をする!
部屋が暑くなる主な原因は、
窓から入る太陽の日射熱です。
これを 外付けブラインド や すだれ、よしず を使うと通風もできてとても効果的です。
外付けブラインドの記事はこちら →
https://www.okuta.com/blog/passivdesign/410
その2 エアコンはタイミング次第で快適&省エネ!
日中に風が吹いていても、暑い日に窓を開ければたちまち部屋が暑くなります。
その時は
無理せずにエアコンに頼りましょう!
エアコンは
暑くなる前につけることが効果的です!
下のグラフは実際のエアコンの消費電力(赤)ですが、
昼過ぎのすでに暑くなった時間につけると一気に電力を消費します!
これは部屋が暑くなってしまうと、熱を下げるために多くのエネルギーが必要になるからです。
こうして夏の電力ピークは起こるのかもしれません。
暑くなる前につけると、消費電力は緩やかになります!
下のグラフは、午前中のうちからエアコンをつけた例です。
エアコンは早めにつけると身体の温度変化も少ないので、温度変化による負担も少なくなります
その3 換気もタイミング次第で快適!
あつ~い一日が終わり、日が沈むと気温が徐々に下がっていきます。心地良い時間帯ですね♪
ところで夜に
「家の中より外の方が涼しい」と感じることないでしょうか?
実は家の中では昼間の熱がこもったままで、建物自体も蓄熱しています。
そこで、
日が沈んでから明け方までが、効果的な換気タイムです!
ビルなどではナイトパージと呼ばれており、日中の建物にたまった熱を、涼しい時間帯の換気により熱を排出します。
防犯で夜間に窓を開けられる環境でない時や風の無い日は、換気扇(浴室、洗面所、トイレ、キッチンなどの)を使用します
ちなみにこちらは埼玉県さいたま市、真夏日の外壁内の温度変化です。1時間ごとに壁の中の温度を記録しています。
建物外の気温が40℃を超える日が4日間続きました( 気象庁発表では34~37℃ )
壁が蓄熱されていく様子が分かります。(青いグラフの線がちょっとずつ動きます)
ちなみにpassivhaus大宮堀の内は4日間のうち、エアコンを使用したのは2日間だけ。素晴らしいですね!
設計部 岡本
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