～受け継がれる住まい！光と風をデザインし快適な住空間へ～(LOHAS studio Blog passiv designのブログ)　リフォームのオクタ

2019/01/16

 

【概要】

T様邸（リフォーム）

一戸建（築38年）

工期：6ヶ月

 

　　　　
 

 

-リフォームの背景-

 

「祖父母が暮らした家を受け継ぎ住み続けたい」

そんな思いを胸にしたT様のために、passiv designにより、

明るく暖かい快適な住環境を創りました。

 

 

 

-プラン-

 

Ｔ様のご要望として、

『暗く 風通しが悪い1階を改善したい。』

とお伺いしました。

居室を狭く感じさせないために、

シミュレーション結果を基に

採光を上手く取り入れ、

明るく風通しの良い空間を目指しました。

 



 

元々玄関を入り廊下右手には、6帖の和室と、

隣り合う形で4.5帖のDKがありました。

 



 

この和室とDKをLDKへとリフォームすることにより、

広い1室として伸び伸びと過ごすことができる空間へと

生まれ変わりました。

 

 


 

 

 

 



 

道路側の窓を天井近くにしてプライバシー性を確保しつつ、

LDK奥まで光が届くように設計しています。

連なっている窓の両端を

ウィンドキャッチャーにすることで、

風を効率的に取りいれることが可能です。

下にも縦長の窓を取付、

圧迫感の解放と外の風景を

切り取り楽しめるようにしました。

 



 

キッチンを閉じた空間にしないよう、

キッチンからリビングが見えるようにしました。

先ほどの窓から入った風がキッチンの窓から

外へと風の軌道を描きます。

キッチンの形状がコの字型になっていることで、

キッチン内での動きも少なくすることができ、

家事がとても楽になります。

 



 

既存の玄関は窓がなく薄暗かったため、

新たに窓をつくり、玄関ドアも採光ガラスの

ついたものを選定しました。

玄関ホール奥にガラスブロックをはめ込み、

遊び心と部屋に奥行をもたせ、

光のアクセントになりました。

 


 

LDKと玄関ホールの間の引き戸を設けて、

プライバシーの確保や熱損失を妨げる

居心地の良い空間になりました。

 

 

 

建替えでなく「受け継ぐ」意志にお応えし

passiv designの技術をもってエネルギー消費が少なく

快適なお家になりました。

断熱性能は現行基準をはるかに超えています。

耐震補強も行いましたので、これから数十年、

安心して暮らすことが出来ます。

 

設計部　山本・清水

 

 

【passiv design仕様】



・UA値：0.49W/㎡・K

・Q値：1.987W/㎡・K

断熱

ＥＭセルロースファイバ－

・屋根（厚み300mm）

・外壁（厚み105mm）

・床　（厚み90mm）

 

 

【商品仕様】

キッチン：Ｌ型キッチン ・カップボード(LIXIL)

 

バスルーム：サザナHDシリーズ (TOTO)

 

洗面化粧台：エムライン(パナソニック)

 

トイレ：ベーシアハーモ(LIXIL)

 

フローリング：ビーチ（クリアオイル塗装）、

アッシュ（ダークブラウン塗装）

 

他床材：タイル（玄関床）クラスト

（CRS-1530A、CRS-1515A）

（平田タイル）、

タイル（玄関ポーチ）CPC-34（アドヴァン）

 

内装　：エコクロス（旭興）、

タイル（キッチン壁）ピントゥーラ

（EL-D2210）（名古屋モザイク）、

タイル（キッチン開口部）

アートモザイク施釉 25角 I-1、

EM珪藻土（LOHAS material）

 

換気：第3種換気

 

サッシ：APW330 真空トリプルガラス他（YKK ap）

 

玄関ドア：ジエスタ（旧トステム）