外装劣化・窯業系サイディングの爆裂現象(株式会社OKUTA LOHAS studio松戸店 塩澤 克敏@OKUTAのブログ) リフォームのオクタ

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塩澤 克敏@OKUTA

外装劣化・窯業系サイディングの爆裂現象

2018/10/29

みなさま、こんにちは LOHAS studio 熊谷店の塩澤 克敏です。

 

先日、内装・水廻り・外装などのご相談を頂きましたお客様宅に

お伺いさせて頂き、ご要望の確認、現地調査をさせて頂きました。

築20年の一戸建てのお家ですが、これまでメンテナンスなどは

あまりされていらっしゃらないという事で、まずは、現状の把握が

必要です。

【屋根】

加須市 鈴木邸_181029_0001
こちらはコロニアル・カラーベストと呼ばれるスレート瓦の屋根材です。

屋根勾配が高い為、比較的、屋根材自体の劣化は少ない状態です。

ただし、20年メンテナンスを行っていないという事ですので、

やはりコケの発生など、今回の改修に合わせてメンテナンスは必要と

なってきます。

リフォームにおける、スレート瓦の改修方法は主に2つ。

塗装メンテナンスを行うか、屋根材をカバー工法で重ね葺きを

行うか? のご提案となります。

 

【外壁】

 加須市 鈴木邸_181029_0066

こちらは窯業系のサイディングで、サイディング盤間のコーキングなどは

劣化、ひび割れをしてしまっている状態です。

また、釘打ちしている部分のタッチアップ塗装部の塗装は退色が進んで

しまっている状態です。

加須市 鈴木邸_181029_0078

こちらは勝手口の下部分のサイディングですが、内部から崩れてしまっている

状態でした。こちらのお家では、以前も同様の症状が現れて、部分的に貼り替えを

行ったということですが、再度、発生してしまったという事です。

こうなってしまう原因の多くは、何らかの影響で外壁材が水分を吸い込み、

残った水が凍り、このように内部から崩れるようになってしまいます。

このような現象を凍結爆裂といいいます。

上記の様な事例は、北面で発生する事が多く、みなさまのお家も注意が必要です。

 

今回は直上部の勝手口の結露、もしくはジョイントのコーキングの劣化が

原因ではないかと思われます。

原因を追究した上で、適切な対応をしていきたいと思います。

 

 

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