LOHAS studio
塩澤 克敏@OKUTA
2019/03/31
みなさま、こんにちは、LOHAS studio 熊谷店の塩澤 克敏です。
先日、OB様宅へ外装劣化診断にお伺いしてまいりました。
当社では外装工事について、外装劣化診断を行い、お施主様へも
報告書として提出させて頂いております。
報告書を提出するのは、お施主様に現状を正しく理解して頂く
事もございますが、万一、不具合が発生した際に
当初の診断、施工提案が正しく行えていたか? などの
検証にも利用する為、社内資料としても重要な役割を果たします。
【屋根診断】
屋根については、高所用のカメラを利用し、状態を確認致します。
以前は、屋根の上に登っての診断をしていましたが、不慣れな
人が屋根に上がると、屋根材を傷める可能性もありますし、
大変危険です。従って、屋根に上らずに診断出来るように
Bi Rod という高所撮影用のカメラスタンドを利用して診断します。
カメラの性能が良いので、拡大すると屋根の状況もしっかり分かります。
【外壁診断】
外壁の診断についても、目視・打診検査を中心に状態の
確認をしていきます。
[チョーキング診断]
こちらは一般的に行われる、外壁の塗膜劣化の診断ですが、
チョーキングが発生していると、塗膜の結合が弱くなり、
塗料の中の顔料などが付着します。
塗り替え時期の目安かどうかを確認する上で、一般的に
行なわれる診断方法です。
[水分計診断]
当社では、壁の内部の水分を水分計などを用いて確認していきます。
50%以上の数値が出ると壁の裏側に水分が滞留している可能性が
ございます。こちらはクラック周辺の水分を計測したものです。
大きなクラックの周辺だった為、やはり水分の滞留が確認出来ました。
クラックスケールで計ると、1.4㎜以上の大きなクラックが発生しており、
外壁材自体の変形も見受けられました。
外装工事については、特に引き渡し後、数年を経て不具合が発生する
ことがある為、特に注意して進めたい工事となります。
外壁、屋根の劣化状況などが気になる方は、是非一度、LOHAS studio
まで、お問合せ下さい。
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