LOHAS studio
sa062@OKUTA
2016/07/21
こんにちは!!
本日は、弊社サスティナブル建築研究所の技術顧問をして下さっている西方里見先生の特別講演が
東京国際フォーラムで開催されました!
大変ありがた~い先生のお話が聞けるということで、私も参加して参りました!
西方里見先生は、日本の住宅断熱における第一人者で、『建築知識』という建築雑誌において、
『日本の住宅を変えた50人』にも選出された方なんです!
そんな大変ありがたい講演へ参加しての感想ですが・・・
その前に、突然ですが、皆さんが普段使う商品や製品で、『日本製』『国産』のモノって、どんな印象をお持ちですか?
例えば車だったり、家電製品、カメラや時計といった精密機械、食品やオムツに至るまで、
『日本製』『国産』というと、安心・安全・性能が優れているというイメージ、ありませんか?
私は、あります。
食品や子供の身につける衣類やオムツなんかは、意識的に国産・日本製と書かれているものを選ぶことが多いし、
自分が普段乗っている車も国産車。
家電製品のほとんどは日本製を使っています。
なぜかって、やっぱり性能が保証されている気がするし、安心だからなんだと思います。
でも、実はそんな世界でもトップクラスの安全性や性能を有している日本製品の中で、
残念ながら世界に圧倒的な遅れを取っているものがあるのですが、皆さまはご存知ですか?
それは・・・・『サッシ』なんです!!!
『サッシ』、要は『窓』です。
日本は四季があり、季節による環境の変化が一年を通して激しいにもかかわらず、
その環境に見合った性能を有していない・・・ということで、
日本の窓は世界の中で、笑いモノなんです!(泣)
今回の講演でびっくりしたのは、日本の住宅に普及しているサッシの断熱レベルが
1970年代からほとんど変わっていないということ!!!
そして、理論値では冬場の寒さの7~8割の原因が『窓』とのことですが、
講師の方によると、実際には9割が『窓』が原因なんだそうですよ!
またドイツでは、室温が19℃以下の空間に置かれるということは、
基本的人権を侵害するレベルだとみなされるそうなんですが、
日本では、真冬であれば室温が10℃以下・・・なんてことはざらにある状況。
これまで私も社内の講習等で断熱性をアップする為にはサッシが重要であるということを学んできていたつもりですが、
あまりにも日本のレベルが低すぎるという現状を今回初めて知りました。
そう、日本人は我慢しすぎなんです!!!
もっと快適でいいんです!!!
真冬にあたたかい部屋にいることは、基本的人権なんです!!!
というわけで、改めてサッシ周りの断熱性向上の重要性を身にしみた特別講演でした。
今後のご提案には、サッシ周りの断熱向上のご提案を積極的に行っていきたいと感じた一日でした★
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