壊さぬ文化がリフォームを豊かに♪　―フランスのホームセンターはお家のショールーム―(株式会社OKUTA Archives sa070@OKUTAのブログ)　リフォームのオクタ

2017/06/17

こんにちは。

ハウスクエア横浜店の長谷川です。

 

先月いただきました有給期間中、初めてフランスへ旅行いたしました。

 

ルーブル美術館、凱旋門、エッフェル塔、…

有名どころをさくさくめぐる旅行がメインでしたが、

後半は友人と別行動で好きなところへふらふらと。

 

パリ市外のトルセーという駅の名前にびびっときまして、散策してると、

こんな面白いものを発見いたしました。

 

奇抜すぎる便座の数々。



 

やたらと飾られてたおしゃれ浴槽たち。



 

おそらく換気扇の中間ダクト。



ここは、リフォーム屋さんでもショールームでもなく、

フランスのホームセンターに売られている商品です。

 

塗料や材木関係、壁紙なんかはもちろんのこと、

かわいいカーテンレールやタイル、室内ドアなんかも売られていたり、

水回り関係は日本の商品よりも、かなりずっとやすーく売り出されていて、ほんとにびっくりしました。

 





 

 

日本でも、ホームセンターに水廻り関係の商品がよく展示されていますよね。

必ず施工費も書かれてあったり、担当のスタッフの方がいたり、相談スペースがあったりしますが、

フランスでは「リフォーム屋さんにお願いしよう！」と思うような品々までも、

タイルや塗料と同じように商品として置かれてありました。

 

 

街並みもさることながら、古びた景観もかっこよくきまっているフランス。







 

景観を壊さないようにするために、建物を代々受け継ぎ住み続ける文化。

中身の部分は必要なタイミングでリフォームを行っていたのだと思います。

 

 

対して、リフォーム業者ばかりがどんどん増えていく日本。

「浴槽！？だれが買うんだろうか。だれが設置するんだろうか。」と不思議がってしまった私も含めて、

まだまだ住まいづくりが身近でないんだなと実感いたしました。

 

 

商品の金額が髙くて選べない。

修理してほしいけど業者をとおさないと部品が頼めない。

リフォームってどんな内容なのか分からない。どんなものを選べばいいのかわからないなどなど…

リフォームってなんだかとっつきにくいですよね。

 

 

お家のアイテムと私たちとの距離が、

もっともっと近づく未来になるようなお手伝いができたらいいな～と改めて思いました。

 

 

最後に、エッフェル塔を添えて。