LOHAS studio
平山 伸太郎@OKUTA
2021/02/19
こんにちは!平山です。
分譲マンションをお探しの方の条件で、非常に多い項目の一つに「ペット飼育可!」があります。
新築マンションは、ほぼ「ペット飼育可」の表示になっているのではないでしょうか。
理由は単純に「ペット飼育」を希望するニーズが多く、マンションの販売力が上がるからです。
ただ中古マンションにフォーカスすると、「ペット飼育不可!」の所も数多くあります。
これは時代背景が関係しているのでしょう。
昔は「マンション(集合住宅)ではペットは飼えない」という風潮があり、
分譲会社もトラブルや紛争を未然に防ぐ為に、規約に「ペット禁止」を取り決めて販売していました。
そして現在も規約変更されないままで、ペット禁止の状況のマンションが多いのでしょう。
ただ、ごく稀にですがペット禁止のはずのマンションに犬や猫の姿が見える所もあります。
調べて見ると、どこかの世帯が勝手に飼い始め、それが引き金に別な世帯も飼い始めて。
それが数珠つなぎになり、ペット飼育をしている世帯が増えてきてしまったという事らしいです。
飼っている方は「暗黙の了解で飼える」というちょっと都合の良いルールを作ってしまってもいたようです。
その状況になり管理組合でペット飼育の規約変更の為、議案を出し飼育可に変わったマンションもあります。 (区分所有者数及び議決権の各4分の3以上の決議で規約変更が可能です。)
また議決により、ペット飼育禁止を改めて強く勧告したマンションもあります。
既に飼育してしまっているペットを処分するのは可哀そうですのでその世代までは飼育を許し、
その後は飼ってはいけないという規約にしたマンションもあります。
何れにしても、今存在しているマンションは、はっきりとした規約の制限を設けています。
ペットもご自身も快適に暮らすのであれば、やはりしっかりとした飼育ルールがある物件を選ぶ事が大事ですね。
マナーがいい加減なマンションでは、トラブルの原因になり居住者が互いに不快な思いをしてしまいます。
ペットも家族の一員です。その大事な家族に肩身の狭い思いをさせるのは嫌ですよね。
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