その柔軟剤、発がん性の危険があるかもしれません。
2019/08/03
自然素材を扱うLOHAS studioですが、無添加やオーガニックに拘りのある方からのお問い合わせがございます。今回は、柔軟剤に含まれる「イソシアネート」という発がん性物質についてお話致します。
※LOHAS studioの自然派リフォームについてはこちら(内部リンク)
イソシアネートって?
柔軟剤の香料成分を、
イソシアネート原料のマイクロカプセルに包摂しています。イソシアネートがあることで、「柔軟剤の匂いの持続性」が高まります。実は、そのイソシアネートには、
発ガン性があると言われているんです⚠
発がん性物質とは?
がんを誘発する、またはその発生率を増加させる化学物質のことです。国際がん研究機関では、物質や生活環境などについて評価した発がん性リスクの一覧を公表しています。イソシアネートは、人に対して発がん性の
可能性があるグループ2Bに分類されています。
毎日のようにイソシアネート入りの柔軟剤を使用されている方などは、発がん性リスクが高まります。
※日本語リスト表はこちら
発がん性リスクの一覧表
発がん性の分類は大きく4つ
◆グループ1
ヒトに対して
発がん性がある (Carcinogenic to humans)
例)アルコール飲料、たばこの受動喫煙、
ホルムアルデヒド、
アスベスト等
◆グループ2A
ヒトに対して
おそらく発がん性がある (Probably carcinogenic to humans)
例)揚げ物、アクリルアミド、亜硝酸塩等
◆グループ2B
ヒトに対して発がん性の
可能性がある (Possibly carcinogenic to humans)
例)
イソシアネート、ガソリン、漬けもの、ココナッツオイル等
◆グループ3
ヒトに対する発がん性について分類できない
。
(Not classifiable as to its carcinogenicity to humans)
イソシアネートがダメになるとどうなる?
イソシアネートがない香料であれば、問題はありません。しかし、今では殆どの香料にイソシアネートが含まれています。イソシアネートがダメになると、「化学物質過敏症」になり
街を歩けなくなります。
近年、自分の香りが他人に害を与えてしまう「香害」という言葉を耳にするようになりました。
ただ「香りがきつい」「苦手な匂い」という事ではなく、イソシアネート入りの香料を使用することで、誰かが「化学物質過敏症」を発症してしまう危険がある、または「化学物質過敏症」の人を間接的に苦しめてしまうという認識を持つことが必要です。
化学物質過敏症の主な症状
■頭痛
■筋肉痛
■疲労感
■関節痛
副症状
■のどが痛む
■微熱が出る
■下痢、腹痛、便秘
■一過性の暗点等
化学物質過敏症は突然発症することもあり、もし発症してしまった場合、遠ざける事が出来る食べ物等のアレルギーとは違い、イソシアネートだらけの今の世の中では、防ぎようがないとの事です・・・・。
「もし、自分が発症したら・・・」と思うと怖いですね。
少しでも、皆様にイソシアネートの危険性と苦しむ方の存在がいる事を知っていただければと思いブログに書かせていただきました!!
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2018年4月~ LOHAS studio越谷店
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