【パイン材にお勧めのインテリアスタイル】

LOHAS studio

難波　莉沙

2023/04/24

パイン-松-

インテリアに使用されているパイン材はマツ科の木で針葉樹の一種で、産地も世界各国に及びます。パイン材は和名で「松」ですが、日本で使用されるパイン材は主に輸入のパイン材を指し、日本で取れる「松」は「地松」という名前で呼称されています。

パイン材　インテリア

パイン材の主な種類

古くから日本の住宅に使用されている針葉樹は杉や桧です。杉や桧を用いることで日本風のインテリアテイストになるように、パイン材の産地を知ることで、その国のインテリアテイストに近づける事ができます。

■ホワイトパイン　

カナダのブリティッシュ・コロンビア州南部から、米国のカリフォルニア州北部まで南北に連なる「カスケード山脈」と「ロッキー山脈」にかけて生育しています。北米ではイエローパインも同様にホワイトパイン呼んでいますが一般的なホワイトパインとは別の種類です。

■メルクシパイン　

インドネシアを中心とした熱帯の東南アジアに生育しています。熱帯に生育しているの為、広葉樹を思わせる年輪です。色味は日本の赤松に似ています。

■ニュージーパイン

ニュージーランドやオーストラリアに生育しています。㈱ウッドワンさんがニュージーパインを使用した商品を多く取り扱っています。

■シルバーパイン（欧州赤松）

樹皮が剥がれ表面が銀色になる為、その名が付いたと言われています。ログハウスなどに使用されています。

■ロッジポールパイン

インディアンの移動用テントの柱に用いるマツという意味で、アラスカからカナダの西部に生育しています。日本への輸入量は、他のパイン材に比べて少ないです。

■ノースパイン

北欧スカンジナビア半島に生育しています。寒冷地の為、年輪幅が細かく木肌がきめ細かいのが特徴です。

特徴

■比較的柔らかい　　　　　■色が明るい(経年美化により茶色になる)

■節が多い独特の木目　　　■他の無垢材に比べて安価

■湿度の影響を受けやすい　■肌触りが良い