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珪藻土を選ぶ際のポイント(1) バインダー(固化材・凝固材)

珪藻土は最近一般家庭・店舗を問わず、その本来の味わいや性質が見直しされ、再び多く使われるようになりましたが、どの珪藻土商品も同じ作り方をされているわけではありません。
実は本来珪藻土は水で溶いても、固まらず乾燥し粉に戻るという性質があります。
では、なぜ壁に塗る事が出来たり、七輪を作れたりするのでしょうか?
七輪は造型後、釜で焼きこみ固化させるので問題はないのですが、大多数の珪藻土壁材メーカーでは合成樹脂などの、バインダー(接着材)を使用しています。
これは有害なだけでは無く、珪藻土本来の多孔質という部分にも深く係わり合いがでてきます。
実は、合成樹脂のバインダーを使った珪藻土は、珪藻土最大の利点である多孔質の穴が埋まってしまいその効果を100%発揮させることができません。
珪藻土自体その性能の秘密が孔なのですが、その孔を合成樹脂のバインダーはふさいでしまいます。その結果、穴をふさがれた多くのの珪藻土が、『珪藻土入り壁材』として出回っているのが現状です。

ではどのようなバインダーであれば問題ないのでしょう?
それは火山灰・石灰・植物繊維等の自然素材をバインダーとして使用している物です。

珪藻土を選ぶ際のポイントの一番目は、やはりバインダー(固化剤)が自然素材である事ではないでしょうか?

建築会社さんや工務店、リフォーム会社さんなどに珪藻土の施工をお願いする際には、是非このように聞いてみて下さい。「御社の使用している珪藻土のバインダーは何を使用していますか?」
もし、答えられない営業マンであれば、もしかしたら珪藻土を変えて頂くか?他をあたった方が良いかもしれません。
こだわりを持って珪藻土を選定している会社であれば、必ずバインダーは自然素材を選ぶはずです。でなければ、上記で記したように珪藻土の穴をふさいでしまい、効果が発揮できず名ばかりの珪藻土となってしまうからです。

EM珪藻土は、自然素材100%にこだわり、含まれる全ての素材が自然のもので作られており、珪藻土の特性を損なうことなく安心して使えます。

珪藻土を選ぶ際のポイント(2)~安全性

珪藻土を選ぶ際のポイント①でも書きましたが、珪藻土は珪藻土だけで固まる事が出来ません。よってどこのメーカーさんでも、珪藻土に何かしらの材料を加え固めていきますが、やはり安全性を考えて自然素材100%の珪藻土を選びたい物です。

珪藻土は自然素材が当たり前じゃないの?って思われる方も多くいらっしゃると思いますが、珪藻土って名前にはうたっているが、化学樹脂を添加してしまっているメーカーも数多くあります。

珪藻土本来の性能を出せなくしてしまう化学樹脂をわざわざ入れるメーカーが多いのには、当然理由が多々あります。

などなど、その他にもあると思いますが、住む人の健康や珪藻土の本来の性能は無視して、上記などは施工する側のメリットが多いように感じられます。珪藻土だけではないと思いますが、自然素材100%の商品は扱いが難しく、職人さんの技量も必要ですし、クレームを怖がるメーカーや施工店は実際あまり自然素材を使いたがらないのも事実だと思います。

しかし、せっかく珪藻土を選ぶのであれば、珪藻土本来の機能を十分発揮出来るような自然素材100%の珪藻土を選びたいと思います。
EM珪藻土は、自然素材100%にこだわり、含まれる全ての素材が自然のもので作られており、珪藻土の特性を損なうことなく安心して使えます。

珪藻土を選ぶ際のポイント(3)~含有量

珪藻土は珪藻土だけで固まる事が出来ません。よってどのメーカーもバインダー(固化剤)やつなぎなどを一緒に添加します。
これは止むをえない事なのですが、そこで問題となるのが、珪藻土の含有量です。
ホームセンターなどで安価に販売されている珪藻土の中には、珪藻土自体が5%~20%程度しか含まれていないのに、○○珪藻土などと「珪藻土」という商品名をつけて販売している珪藻土も少なくありません。

現在の珪藻土人気にあやかり、珪藻土を少し入れてネーミングを珪藻土と名乗っている珪藻土は、当然、調湿効果なども少なく、吸放出量も少なくなっています。

珪藻土を選ぶ際には、必ず「この珪藻土は珪藻土含有量は何%位ありますか?」と聞いてみましょう。

含有量に自信を持っているメーカーさんはしっかり答えてくれると思います。せめて50%以上の含有率は欲しい所だと思います。

また、「企業秘密です。」と答えたメーカーはその時点でアウトだと思いますが、「では㎡あたりの吸放出量を教えて下さい。」と聞いてみて下さい。成分配合率は企業秘密と言われればそれまでですが、珪藻土と名乗る以上、吸放出量のデータ位は欲しい所です。最低でも100g/㎡以上の数値は出ている珪藻土を使用していけば良いと思います。
EM珪藻土は、北海道の稚内層珪藻頁岩を58%含有しています。吸放出性能にこだわり、厳しい実験を重ねて誕生しました。

珪藻土を選ぶ際のポイント(4)~未焼成

  • 珪藻土は大概どこのメーカーでも、珪藻土の岩石の状態から焼成(焼く事)しています。
    これは、不純物を取り除いたり製品を安定化するという目的でやっているそうです。

    しかし、ここに重大な落とし穴があります。

    珪藻土の主成分は二酸化ケイ素(Sio2)です。これを高温で焼成していくと、住宅などで良く使用されているガラスになります。ガラスは皆さんご存じの通り調湿効果はありません。珪藻土を焼成していくという事は、多孔質という特徴のある珪藻土の穴を塞いでいってしまう事になります。

    多くの珪藻土メーカーは800度から1200度で焼成を掛けているそうですが、上記のグラフを見てもわかる通り、焼成をかける温度が800度を超えたあたりから徐々に調湿効果が落ちていき、1200度でほぼ調湿効果がなくなってしまうというデータも出ています。

    また、珪藻土は焼成かけていく段階で、クリストバライトというガラスの針状物質が生成されるのですが、このクリストバライトが発がん性の疑いがあるという事で、欧米では塗り壁材としての珪藻土は禁止している州なども出てきているそうです。

    発がん性に関しては黒ではなく、どちらかというとグレーに近いのではと感じておりますが、予防原則の考えでいくと「疑わしきは使用せず」という事で、未焼成の商品を選んでいきたいと思います。
    オクタのEM珪藻土は、安心の「未焼成」珪藻土です。北海道・稚内層珪藻頁岩の吸放出性能は一般的な珪藻土の約3倍です。

珪藻土を選ぶ際のポイント(5)~産地

珪藻土は元々プランクトンの化石が堆積化した物なので、日本全国様々な所で産出されます。しかし、一口に珪藻土といっても産出される産地によって調湿機能などに差があるというデータも出ています。

上記データでわかるとおり、秋田、石川、大分、稚内などあちこちで珪藻土は取れると言われていますがEM珪藻土の採用している稚内産の珪藻土が数値的には一番良いデータが出ています。

上記データから珪藻土と一口に言っても、産地によってかなり差があるのがわかります。せっかく珪藻土塗り壁を施工するのであれば、産地にもこだわりたいものです。

EM珪藻土では、一般的な珪藻土の約3倍の吸放出性能をもつ北海道の稚内層珪藻頁岩を採用しています。

珪藻土を選ぶ際のポイント(6)~顔料

珪藻土は、元々プランクトンが堆積化した物なので、土色(岩色?)です。
これを焼成する事により、白色化する事が出来るのですが、その他黄色やピンク、濃いグレーなど様々な色付けをしていく際には、顔料と呼ばれる色粉を混ぜていきます。その顔料(色粉)も鉱物や黄土と呼ばれる土など天然成分にこだわっていきたい物です。

なぜなら、顔料に化学物質を使用していると、コスト的には安く出来ますし、製品化は非常に簡単に出来ますが、化学物質は紫外線等にも劣化しやすく、日が当たる所と当たらない所などで変色が起きていきます。
天然鉱物などを使用していれば、全く変色が起きない訳ではないと思いますが、長い年月を経て生成された鉱物や岩、土などは、化学物質に比べて劣化スピードが圧倒的に遅いのは言うまでもありません。

VOC等の問題もあり、顔料にもこだわって欲しい物です。EM珪藻土では、色づけは天然の色土により着色していますので安心です。

EM珪藻土の6つの特徴

調湿効果

EM珪藻土の一粒一粒には微小の穴が多数空いており、その1つ1つに吸水性がある事により、高い吸・放湿機能をもっています。
湿度が40%以下になると湿気を吐き出し、部屋の湿度を人間の住みやすい状態に保ってくれます。
その調湿性能は、備長炭・竹炭の4倍から6倍ともいわれており、部屋全体が結露してしまうのを防ぎます。

消臭効果

タバコやペットのにおいなど、水溶性の分子に付着しているにおいの原因や有害成分を吸着・脱臭する働きをもっています。

耐火効果

珪藻土は昔から、七輪の原料やコンロの原料として有名です。融点が約1250度のため、バーナーで炙っても、少し焦げた程度の匂いしかしません。EM珪藻土では自然素材100%にこだわり、有害化学物質が含まれていないため、万が一火事が起こった際も有毒な煙等が発生しません。

省エネ効果

EM珪藻土は無数の気孔を内包し空気の層をもつため、断熱効果に優れ、外気温に影響されにくい性質を持っています。 お魚屋さんなどで魚を買ったとき、発泡スチロールの箱に氷をたくさん入れるのは、発泡スチロールの隙間にある空気の層が外気の熱を箱の中に伝えない、高い断熱性能を発揮するためです。
空気層の断熱により冷房・暖房の効率がぐんと向上。さらに室内の湿度も調整するため、湿度の高い夏でもじめじめせず、乾燥する冬は水分を放出し湿度を上げてくれる快適な省エネ空間になります。
EM珪藻土は、一般的な珪藻土の約3倍の吸放出性能をもつ北海道の稚内層珪藻頁岩を採用しています。

赤外線効果

珪藻土は遠赤外線を放射します。遠赤外線は別名「育成光線」とも呼ばれ、生物の生存に欠かせない波長です。人の健康にも大きなエネルギーを与えます。
身体の組織を破壊せず細胞を活性化するので、岩盤浴はその性質を利用したデトックス効果を促しています。
冷え性の体質の改善、リウマチなど関節痛の軽減、血液循環障害からの回復、アトピーやアレルギーの症状、喘息や花粉症、更年期障害の軽減など、様々な利点も。精神的にも、過剰なストレスが緩和されるといわれています。
珪藻土が塗られている部屋で生活することで、岩盤浴のような遠赤外線効果を得ることができます。

自浄効果

EM珪藻土には、調湿をしながら湿気(水の分子)を吸ったり吐いたりしているうちに汚れを少しずつ吐き出していく『自浄作用』という特性があります。
醤油やお茶などが珪藻土に掛かっても、自浄作用が働き半年もすればきれいになってしまうそうです。また、珪藻土は電気を帯電しないためホコリを吸い寄せることがありません。壁の塗り方にもよりますが、万が一ホコリが模様に積もっても、さっとほうきで掃けばきれいになります。

EM珪藻土でリフォームしたお家

  • 夫婦とペットが快適に暮らせる家

    犬3匹と猫6匹と暮らすNさん夫婦。ご夫婦とペットが一緒に、快適に暮らせるように戸建全面リフォームしました。ペットの健康を考え、無垢材や珪藻土などの自然素材を使用しています。
    珪藻土の脱臭効果で、ペットの匂いも気にならなくなったそうです。

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  • ご両親の健康を願い、自然素材を使用

    ご両親の快適なくらしのために、自然素材を出来るだけ使ったリフォームをご希望されていたH様。
    「他の部屋から珪藻土を使った部屋に来ると空気感が違います。苦手なエアコンは付けずに過ごしていましたが、暑い夏も快適になりました」とのお声も。

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  • 効率収納で得られた広々LDK

    高層マンションにお住まいのご家族。
    すべてのお部屋の天井と壁に珪藻土を使用したところ、こもりがちだった空気がきれいになり、リフォーム後は、お家のにおいがほとんど気にならなくなったそうです。

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  • 形も素材も優しい自然体の家

    天井、壁に珪藻土を使用。「広々としたLDKで家にいるほとんどの時間を過ごしていますが、自然素材に囲まれている空気感がとても気持ちよい」とおっしゃってくださいました。
    リフォーム金額:700万円

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