建築資材のひとつで、細かな木材片や木繊維・単板を樹脂(接着剤)を使って成型したもの、その2次加工品を総称していう。
長所は強度特性が保証・評価・計算されていること。また製造面でも、木材の形状・性質を問わず原料として用いることができるため廃材が生じず木材を無駄なく利用することができる。
成型したものを用途や大きさに応じて分割(これをエレメント(element)という)し、資材として多くの種類が用意されている。 使用例としては、面材として壁・柱用に、軸組部材として柱・梁用への利用があげられる。
注意点としては、工業的に生産された一般向け繊維板(パーティクルボード)・造作用集成材・MDF(中質繊維板)等で、強度保証がないものはEWとして扱われない。
サイズ別分類例: ベニヤ、ウエハー、ラミナ、ストランド、パーティクル、フレーク、ファイバーなど。
用途別分類例: 構造用LVL(単板積層材)・構造用集成材や、集成材、I型ビーム(木製I型複合梁)、PSL(パララム)、OSB(配向性ストランドボード)、WFB(ウエハーボード)など。
別名:エンジニアリング・ウッド
略称:EW
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