利用円滑化誘導基準:高齢者等が円滑に利用できる水準。利用円滑化基準のハードルを1つ上げたもの。
具体的には、以下6つがあげられる。
(1)出入り口の幅を 90cm以上として、段差を設けないこと
(2)車イスと車イスが容易にすれ違えるよう、廊下の幅を180cm以上とすること
(3)階段の幅を 140cm以上とし、その両側に手すりを設けること
(4)エレベーターの出入り口の幅を90cm以上とし、視覚障害者の人も利用しやすいものであるこ と
(5)車イス用のトイレが必要な階にあると同時に、車イス用のトイレが全体の2%以上あること
(6)車イスが安全に昇降できる専用の駐車場が全体の 2%以上あること
「利用円滑化誘導基準に適合する」と、所管行政庁から認定され場合、容積率算定の特例が受けられるなどのメリットがある。
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