現在、ホルムアルデヒドの放散レベルが最も低い「Ｆ☆☆☆☆」製品の内装材や仕上げ材が登場しているが、それだけではシックハウス対策は万全ではない。本人や家族の症状、あるいは抵抗力や免疫力に応じて、ホルムアルデヒド以外の物質対策が必要な事もある。
例えば、ホルムアルデ ヒド以外の化学物質にアレルギー反応を示すなら、ＶＯＣ（アセトアルデヒドやトルエン、キシレン等の揮発性有機化合物）を放散しない（放散が極めて少ない）資材や建材を選択したり、自然素材を使用するなどの、積極的な取り組みが必要。
その際、以下の3項目が重要になる。
(1)ハウスメーカーや工務店、リ フォーム工事会社などとの打ち合わせにアレルギー症状を持つ家族も参加する。
(2)使用する建材や資材に関しては、依頼先を通じて、建材メーカー等に情報 開示を必ず求める。
(3)必要によってかかりつけの医師に相談する。
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