敷地の境を示す為、塀の代わりに植生する樹木をいう。
自己所有する敷地と隣地（隣家の敷地）との境界や、敷地と道路の境界に植えられる。
宅地に緑地として緑の空間を作れる。
植生する樹種は、低木が多く、樹勢や枝の張り方、病気への耐性、土地との相性等を考え、決定する。
樹木の生長に応じて、刈り込みや施肥などの日常管理が必要。
地域により、「緑化協定」として、生垣の高さ・長さ・植栽の種類を定めているところもあるので、住んでいる自治体に確認すると良い。
また、生垣の設置に対して、一定の基準達成を条件に、施工・設置した施主に対して、工事費を自治体が補助・助成する場合もある。
敷地の境界に、生垣・塀のどちらを選択するか（もしくは境界を示さない場合もあるが）は、立地条件・地形・周辺環境（隣家など）・施主本人の考え、などを総合的にふまえた判断をお勧めする。
プライバシーを重視した場合は、生垣よりも、塀のほうが視認性が低く、より目的に適う。
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