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限界耐力計算(ゲンカイタイリョクケイサン)

建築基準法で規定されている計算定義のひとつ。

建築物(住宅など)が、地震に対してどこまでの耐力をもつか指標を計算することをいう。

2006年改正時に、各階の安全限界変位を制限する内容に規定を変更。「各階の高さに対する割合が1/75(木造の場合1/30)を超えない」など 数値規定を設けた。旧来の問題点に"限界変位を大きく設定すると地震力を小さく評価可能"な点があり、余力のない建築物が多く建設されているという指摘を受けて、現行の改正となった。

2000年(平成12年)6月 改正:旧来の「許容応力度計算」での基準値算出から、「限界耐力計算」による基準値を設計基準にすることが義務化。

2006年(平成18年)6月 改正:耐震偽装問題を契機に改正を実施。 施行 2007年(平成19年) 6月。限界耐力計算に関する規定を改正。

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