地震による建物の倒壊や損傷、火災被害などを対象とする損害保険。
加入は任意だが、火災保険に加入していることが条件。保険金額は火災保険の30%-50%で、上限は建物が5000万円、家財が1000万円。保険料は各保険会社で一律だが、1981年6月以降に建築された住宅や、耐震等級1の住宅は10%、等級2は20%、等級3は30%、それぞれ保険料が割引される。また2006年度の税制改正で、「地震保険料控除制度」が創設された。この制度は、2007年以降に支払った地震保険料の内、所得税は全額(最高5万円)、住民税は1/2(最高2万5000円)が控除されるというもの。また、同制度の創設に合わせて、火災保険を中心とする従来の損害保険料控除は廃止されることが決定したので、注意が必要。
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