日本農林規格(JAS)が定める、針葉樹の構造用製材に関する規格をいう。
規格として、等級(1)、寸法、含水率(2)を定めている。
1. 等級の区分について
等級判定には機械判定と目視判定が行われる。
目視判定
「曲げ」性能を重視する甲種・「圧縮」性能を重視する乙種の2種とともに節、丸身、年輪幅、割れを考慮して1級から3級に等級区分する。
機械判定
曲げヤング率、丸身、割れなどを基に、1級から6級まで等級区分する。
2. 含水率の区分について
含水率の区分は以下のとおり
仕上げ材・・・SD15(15%以下)、SD20(20%以下)の2区分
未仕上げ材・・・D15(15%以下)、D20(20%以下)、D25(25%)の3区分
なお、JAS規格にともなわない慣習的な区分方法や、材面上の節を基にする区分方法もある。
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