防火地域にて延べ面積100平米以上の建物を建てる場合、耐火建築物にしなければならないと定めている。
耐火建築物:主要構造部を耐火構造にして「屋内火災に耐える」とともに、外壁の耐火構造と防火設備で「屋外火災にも耐える」建築物。
まず建物の屋内側では、壁・柱・床・梁・屋根・階段の主要構造部を耐火構造とし、火災が発生した場合に1時間(2-4階の建物)?2時間(5-14階の建物)程度、変形や溶融、破壊などが生じないようする。屋外側では、外壁の開口部で延焼のおそれのある部分に鉄製の防火戸やスチールサッシに網入りガラスをはめ込んだものなどを採用し、近隣からの延焼をくい止める等の対策を講じる。
「耐火構造」と「耐火建築物」は混同しやすいので、注意。
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