蹴上げ
階段の一段の高さのこと。階段の側面。
この部分の寸法のことを「蹴上げ高さ」若しくは「蹴上げ寸法」とも言い、建築基準法にて寸法が定められている。
建築基準法では、建物の使用目的によって階段の幅や踏み面の長さ、蹴上げの高さが規定されており、住宅の階段の蹴上げは、23cm以下と決められている。
蹴上げ寸法は、階高÷総段数（上がりきり段数）で算出できるが、あまり高くすると急勾配になってしまうので注意が必要。
蹴上げ部に用いる板は蹴上げ板、あるいは蹴込板と呼ばれる。
ちなみに、足がのる平らな部分を「踏み面」、階段の垂直になった部分を「蹴込み」という。
