森の木々を、木材、燃料、製紙などのさまざまな資源として指す言葉。
木材は檜や杉、樫、桐、松、チークなどをはじめとして多種多岐にわたる。各種の建築物や家具、道具、船舶などの製造に古くから用いられてきた。また航空機にも用いられている。
また薪炭材として燃料に用いられたり、木材パルプとして製紙業にも利用される。現在では、とりわけ先進国においては木材を燃料として用いることは稀なものとなったが、石炭や石油が利用されるまでは、森林は主要な燃料供給源であり、また食糧供給地でもあって、多くの地域で木々の伐採や植林、動植物の狩猟・採集が行われてきた。
森林資源は、他の天然資源と比較すると数少ない再生可能な資源であり、森林の破壊や砂漠化の進行に対して植林活動などの森林保護活動も行われている。