トーネット チェア
1830年頃 ミカエル・トーネットが開発した曲木の技術による椅子。この椅子によって、1867年のパリ万国博覧会で、トーネット兄弟に金メダルが与えられた。
第一次世界大戦後には経営が傾き、第二次世界大戦後の1946年に再建された。
ドイツ・フランケンベルグの生産会社と、フリッツ・ヤコブが販売会社のウィーン・トーネット社に分かれたが、その後に冷戦の影響などにより別会社となった。
THONETブランドの国際的商標権は、ドイツのトーネット社が持っている。
最近ではトーネット社が1859年につくった曲木の椅子「NO.14」と、バウハウスの卒業生マルセル・ブロイヤーが1920年代につくった曲パイプの椅子「B32」を、無印良品がリプロダクトしている。