浴室のリフォームにはどれぐらいの期間が必要なの？　リフォームのOKUTA

お風呂は一日の汚れを落とし、癒やしとリフレッシュを得る大事な空間です。そのお風呂をリフォームするとなれば、気になるのは「どのぐらいの期間、自宅のお風呂が使えなくなるのか？」ということではないでしょうか。浴室のタイプ別にリフォームに必要な期間をまとめ、さらにどのような作業をするのか、リフォーム中の一般的なスケジュールについてまとめました。

タイル風呂のリフォームに必要な期間

作業内容とスケジュール

タイルのお風呂からユニットバスへのリフォームをする場合には、タイル張りになっている床や壁を崩してから基礎を作りなおしてユニットバスを入れることになりますので、作業も大掛かりな内容になります。
一般的には以下の様なスケジュールと内容で進行します。

• 1日目：養生シートの設置など工事の事前準備、古い浴室の解体作業
• 2日目：土間コンクリート打設（コンクリートで基礎を作る）工事、木工事、配線配管工事
• 3日目：新しいお風呂の搬入、配管工事、断熱工事
• 4日目：ユニットバスの組立工事
• 5日目：内壁の造作、外壁工事
• 6日目：内装工事、電気工事、ドア据付、クリーニング、引き渡し

実際には工事の内容や現場の状況によって異なりますので、事前に必ず確認してください。

また、繁忙期など時期によっては職人さんの人数が足りないために、一般的な工期より時間がかかってしまうこともあります。繁忙期である年末年始の工事は避けて、職人さんの手配がスムーズにいくように契約してから着工までの期間も余裕をもったスケジュールで動けると良いでしょう。

ユニットバスのリフォームに必要な期間

作業内容とスケジュール

ユニットバスからユニットバスへリフォームする場合、タイルのお風呂とは違って既存の床や壁を壊す必要はないため、ユニットバスからユニットバスへのリフォームは、タイルのお風呂と比べると比較的作業が少ないリフォームです。
一般的には以下の様なスケジュールと内容で進行します。

• 1日目：養生シートの設置など工事の事前準備、古いユニットバスの解体作業
• 2日目：水道工事、電気工事、新しいお風呂の搬入
• 3日目：ユニットバスの据付工事
• 4日目：内装工事、ドアの据付工事、クリーニング、引き渡し

オプションの据付工事などがある場合にはもう少し長くかかりますが、それでもタイルのお風呂と比べると短く済むことがなんとなく見ていただけるかと思います。
しかし、工事そのものが簡単であったりするわけではありません。

作業内容がそもそも異なるので、「ユニットバスからユニットバスにリフォームするのは簡単なんだ」と思ってしまうのは間違いです。
一時的にお風呂が使用できなくなることはもちろんですが、事前の準備や騒音が発生する場合には近隣居住者への挨拶など、済ませておくべきことは多々あります。
油断せず、スムーズにリフォームを終えられるよう気をつけましょう。

まとめ

タイル式風呂(在来浴室)のリフォームと、ユニットバスのリフォームについてご紹介いたしました。
お風呂のリフォームはリフォーム前のお風呂の種類はもちろん、現場の状況や時期、オプションの有無など様々な条件によって工期が変動します。
しっかり担当者と話し合って確認を進めながら失敗がないようにリフォームを進めましょう。

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