戸建て木造住宅の耐震性は大丈夫? リフォームのOKUTA

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耐震診断士の5つの約束

OKUTAでは、耐震強度を損なう工事は一切受け付けていません。構造計画に則った最適な構造補強を提案いたします。

戸建て木造住宅の耐震性は大丈夫?

過去、発覚しました耐震強度偽造事件をきっかけに、マンションだけでなく一戸建ての住宅の耐震性能についても感心が高まってきています。私たちの国、日本は「地震大国」と呼ばれるように今後関東地方も大地震がいつ発生してもおかしくない状況です。そこで、一般の皆様でも出来るわかり易い耐震診断方法や、構造から見た家の長持ちのさせ方と方法、新築の怖い落とし穴、地盤との関係、耐震補強のポイントと費用、さらに、補助金制度や税金が安くなる制度をオクタファミリー1級建築士事務所の皆さんにお伺いしました。ぜひ皆さん参考にしてみて下さい!

初心者にも出来る耐震診断ってありますか?

建築基準法は、昭和56年に改正、耐震性がより厳しいものになりました。震災で被害を受けやすいのは、昭和56年以前に作られた木造の住宅です。しかし、昭和56以降に建てられたものでも、欠陥工事や、設計ミスがあった場合、定期的なメンテナンスを受けていない場合は、耐震性能が著しく劣化している場合もあるので注意が必要です。
そこで、誰でもできるわが家の耐震診断の10個のチェックポイントをご紹介しましょう。
これは、国土交通省が監修した資料を元に作ったものです。築年数や災害状況などを簡単に点数で判断していくだけで大まかな現在の住宅の耐震性能などが分かるように出来ています。今お住まいの住宅を診断してみることは勿論、これから中古物件を購入をお考えの方も、ご近所さんにその家の状況や、土地柄を聞くなどして行ってみることも良いでしょう。とても参考になると思います。

専門家に耐震診断を頼むと、5~10万円ほどの費用がかかりますが、自治体によっては補助金を出すところもあります。
他に、無料で耐震診断をしたり、専門家を紹介する市町村もあります。

構造から見た家の長持ちのさせ方と方法について教えてください

私は今まで既存の木造住宅を関東の中でも診断物件数はかなり多く行っております。その時に施主様から殆ど質問が出ますのは、「家って何年持つんですか?」って聞かれるんです。そこでよく私はちょっと意地悪な質問をしてみるんです。「施主様は、何年持つと思います?」「何年位家を持たせたいですか?」って。そうすると「昔の家は80年とか持っていたんだけどねぇ」とか「そりゃぁ、なるべく長く持たせたいわよっ」と言うお返事が多く帰ってくるように思います。

私が思うには、確かに昔の家は長持ちしていましたが、その殆どの建て方は床下を高く家を作り、さらにその床下には【猫】がいたり【農具】が置かれていたり【じゃがいも】が置かれていたりして、通気性が非常に良い家が多かったんです。その為に長く家は持つことが出来たんです。しかし、耐震性能上の問題があったことから、建築基準法の改正によって、布基礎を回りに施工し耐震性能を高めた代わりに通気性が悪くなりあまり長持ちしなくなってしまった…と言う経緯があるんです。

ちなみに現在の日本の木造住宅の平均建替え年数は、平均で26.3年と言われております。しかし、皆様の築年数15年以上のお家の多くは、柱などの樹齢はおおよそ、30年~50年位のものを使われていると思うのです。
木材の樹齢と耐用年数についてですが、産地によっても違いますが、切った木の余命は樹齢の3倍は長持ちすると言われているんです。その為に皆様のお家は、80年以上長く持っても全く不思議ではないんです。しかも、考えてみて下さい。たとえば40年の年月を掛けて育った材木を使って作った家を30年弱で建替えてしまっては地球資源の材木が無くなってしまうんです。

日本の材木についても20年前の国有林の割合は80%を占めておりましたが、ここ数年は20%以下になってしまい、国産材は貴重なものと成っております。その為に輸入材に頼って家を建てて行く訳ですがこれが又問題になってきます。木材の需要は日本では非常に高いために、短い年数で大きな木を育てる事が必要になってきます。赤道直下の暑い地域で10年や20年で大きく育った材木を家に使います。当然年輪は大きく、やわらかい材木になりますので、耐用年数は非常に短いものになるんです。これでは家は長持ちしません。構造から腐ってしまうからなんです。

おおっと、話がずれてきましたので本題に戻しますが、家は外からの劣化障害を防げれば家は長持ちします。それは屋根、外壁、床下です。お金が掛からないところでは、基礎にあります通気口のところに物を置いておいたりすると、床下の通気性が悪くなってしまい、土台から腐ってしまいます。とにかく通気口の前には物を置かないことが重要ですね。

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