『外壁や屋根のリフォーム』で、
まるで新築のように、我が家を一新!
外壁塗装・外壁の費用に関して漠然としたイメージしかない人もいるかと思います。
ここでは、 それぞれの価格帯で、それぞれどのような外壁塗装・外壁のリフォームが実現可能かを紹介していきます。
外壁塗装・外壁リフォームの予算に関してお考えの方、是非参考にしてみてください。
断熱性能に優れたエコな住まいに
外壁部にはほぼフリーメンテナンスなガルバニウム材を採用して、ワンポイントで木質をあしらっています。壁・床・天井には断熱材を入れ込み、窓には断熱サッシ、1階~3階まで、温度差の少ない断熱性能に優れたエコなお住まいになりました。
この価格帯は、主に、「張り替え工法」でモルタルや土壁などの塗り壁からサイディング(外壁材)へ変更する場合になります。
例えば、モルタル外壁を窯業系のサイディングへ貼り替えると、250万円程度かかります。内訳としては、サイディングや下地用材料などの材料費と、モルタル壁をはがしてすべて取り除き、下地の工事を行い、サイディングを貼り付けるまでの一連の工事費用になります。
「張り替え工法」では、工事の過程で、シロアリや腐れ部の確認、及び、補修や、柱頭、柱脚、筋違いの金物の補強ができます。さらに、外壁を留めてあった木の下地や、断熱材、防水シートなども確認でき、取り替えることができるため、建物の寿命を伸ばすことにつながります。
外壁の塗り替え
外装も外壁塗装を行い白く美しいお家になりました。 2階のバルコニー部分は大幅に増築しましたものです。さらに、断熱サッシを採用するなど、住宅の基本性能も高めました。
この価格帯は、主に、「重ね張り工法」でモルタルや土壁などの塗り壁からサイディング(外壁材)へ変更する場合になります。
例えば、既存のモルタル外壁にアルミ製のサイディングを重ね張りすると、180万円程度かかります。内訳としては、サイディングや下地用材料などの材料費と、モルタル壁に下地処理を行い、その上にサイディングを貼り付けるまでの一連の工事費用になります。
「重ね張り工法」では、外部の騒音を減らすことができ、既存の外壁と重ね張りしたサイディングが一体化することで、耐震性を高めることができます。また、既存の外壁を解体しないため、廃材の発生を削減することができ、環境にもやさしいリフォームが可能です。
この価格帯は、主に、外壁の塗り替え工事を行う場合になります。
塗料の種類により価格は大きく変わり、例えば、アクリル系の塗料であれば65~100万円程度、シリコン樹脂塗料であれば95万円程度、フッソ樹脂塗料であれば140~250万円程度かかります。それぞれ内訳としては、塗り替えのための塗料などの材料費と、工事費用になります。
塗料の種類によってメンテナンスサイクルの期間も変わってきます(通常、耐用年数が長いほど価格が高くなります)ので、ライフプランにあわせて選択する必要があります。また、いくら高価な塗料を使用したとしても、メンテナンスフリーというわけではないため、定期的なメンテナンス費用も念頭に置く必要があります。
この価格帯は、主に、コーキングの交換を行う場合になります。コーキングとは、建物の防水や気密性を保つため、施工される隙間にゴム状の材料を流し込むことです。
例えば、窓枠と壁のつなぎ目部分の補修には、25万円程度かかります。内訳としては、コーキング材(隙間に流し込むゴム状の材料)などメンテナンスに必要な材料費と、工事費用になります。なお、コーキング材の経年劣化は隣接する外壁材にも影響を及ぼし、ひび割れなどを引き起こす原因となるため、5年程度を目安にメンテナンスを行う必要があります。